角川文庫<br> 真贋 二係捜査(6)

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角川文庫
真贋 二係捜査(6)

  • 著者名:本城雅人【著者】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • KADOKAWA(2024/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041155608

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内容説明

千葉東署にスピード違反で検挙された男が偽札を所持していた。男は、都内の高級時計店の店長で、逮捕後、警視庁捜査二課の介入により釈放されたという。この不可解な事件を中央新聞の向田瑠璃から聞いた「二係捜査」の信楽京介は、数ヶ月前に行方不明となった時計商に着目する。だが、信楽と森内が動きはじめると、捜査二課の思わぬ妨害が──。果たして信楽たちは事件の真相にたどり着けるのか。書き下ろし長編警察小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

91
近々の逮捕者に絞り行方不明者との関連(端緒)を探す。死体なき殺人事件課、通称「穴掘り」と言われる二係捜査、信楽と森内コンビシリーズ第6弾。時計店の店長がスピード違反で検挙され、何故か偽札を所持していた。今回の端緒は記者からもたらされた情報で、信楽は少し前に行方不明となった時計商に着目。偽札の原版(贋)と高級時計の限定モデル(真)が絡み合う。今回は犯罪を犯す側とその周辺人物の目線からが主となっていたので捜査的にはもの足りなく感じたかな。2025/02/26

タイ子

79
二係捜査シリーズ第6弾。久しぶりに贋札事件をテーマの作品を読んだ。二係捜査はいつ出て来るんだと思う位、事件への繋がりとなる話上手くが続く。車で震災前の能登に旅行に行った男が車の故障で立ち往生、そこに一人の美女が現れ一夜の宿を提供。私の仕事場を覗かないでください。鶴の恩返しのような謎の言葉と、帰り際に渡された偽札の原版。スピード違反で逮捕された男が持っていた偽札。男たちの野望の果てに起こる殺人事件。警察内部の捜査の取り合いが見苦しい中、予想外の展開が。まだ続いて欲しいシリーズ。2024/12/23

53
令和に偽札!?と思いながら、警察内の縄張り争いも絡んで楽しめました。2025/08/23

Y.yamabuki

25
シリーズ初読み。二係捜査って何?と思っていたら、行方不明者から事件を追う係だった。こういう風に繋がるんだと面白く読んだ。読み易いシリーズのようだ。 2025/01/17

24
何ともヤな真相でした。信楽さん主体ではなく、犯人側から描かれてたからか、ちと物足りないような。2025/02/08

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