内容説明
※電子版には初版特典はついておりません、あらかじめご了承ください。
日本で「自分を自分たらしめていた」大切な要素。そのひとつひとつに光を当てて、今いる場所で、少しずつ集めていこう。シリーズ待望の第4弾!失業からの起業で始まる移住2年目。ようやく手にした「自分のペース」が生んだ思わぬ副作用とは…? 北欧好きをこじらせた会社員が、寄り道だらけの人生で見つけた自分だけの夢の道。それはまさかの…フィンランドで、寿司職人!? 会社員生活の傍ら、寿司職人の修業を続け… 13年越しの夢をついに叶えて、2023年4月、ヘルシンキに移住した著者。失業からの起業で始まる移住2年目。ようやく手にした「人生の余白」が生んだ思わぬ副作用とは…? 同僚も上司もいない。移住2年目、慣れの先に待っていたのは、まさかの「新しい孤独」だった。新たな壁に七転八倒の笑って泣けるリアルライフエッセイ! この場所でも、「自分のまま」でいられるように。何度学んで、何度忘れてしまっても、気づいたその日が最短のスタートラインだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フユコ
43
積極的な孤独「ソリチュード」と消極的な孤独「ロンリネス」がある。ソリチュードを楽しく過ごしていきたいし、自分の幸せのために毎日15分何か行動するってすごく素敵だった。でてくる登場人物たちも可愛い ( ◜︎◡︎◝︎ )2025/04/03
剛腕伝説
11
凄く感動してしまった。手探りで始めたフィンランドでの起業。漫画家。税金、国民保険、その他分からないことばかりの中、自分の漫画を売るために、フィンランド語に翻訳、本屋への飛び込み営業、イベント出展等々、凄くバイタリティがある。そして鬱的な心の変化、気付きを経て、何と!フィンランドコミックアワード第二位を獲得!シリーズの中で一番面白かったかもしれない。素敵な女性だなぁと、心から思います。2025/07/26
ろべると
11
シリーズ4作目。フィンランドでの寿司職人を経て文筆業として独立するが、独りでの毎日に孤独感を深める彼女。単身で言葉も不慣れな異国に乗り込む勇気がある反面、「自分がここにいていいのだろうか」と悩み、周りに遠慮して殻を閉ざす。そんな彼女に手を差し伸べる人たちが次々に現れるのが、フィンランドという国であり、北欧なのだ。日本でだって、都会に出た若者は孤独を感じながら、他者とのつながりに支えられて生きていく。ましてや海外での寂寥感はひとしおだろう。それに押しつぶされることなく、世界に羽ばたく若者が増えることを願う。2025/04/11
橘曙似
7
敢えて一人になる環境を作り「孤独を楽しむ」という意味あいのソリチュード、周囲との隔絶の孤独感を意味するロンリネス、この二つの単語を引き合いに展開するシリーズ3作目。店の倒産で寿司シェフの仕事を失うも個人事業者の道を模索しながらフィンランドで根を張ろうとするチカさんのひたむきさが素晴らしい。現在仕事で他の人がやったほうが適任なのでは?とか自分は役に立ってないかな…と落ち込むことが多いので、チカさんが感じていた孤独が身につまされた。そこから自分ができることを模索してコツコツと進めているチカさんを見習いたい。2025/06/21
たえぴょん
7
いつもと変わらず前向きですごいなぁとも思うんだけど、なんとなくビジネス書とか啓発本になってきてないか⋯。貶すつもりはないです。2025/05/21
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