若い読者のための美術史

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若い読者のための美術史

  • 著者名:シャーロット・マリンズ/下田明子/大島徹也
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • すばる舎(2024/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 1,080pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799112236

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内容説明

カラー画像200点以上!

誰しも美術作品に感情を揺さぶられたことがあるだろう。
一方で、美術の用いられ方は時代や体制によって異なり、制作当時に見た人々の衝撃は、わたしたちと同じとは限らない。
本書では、すでに忘れられていた人々も含め、多様な芸術家たちの物語を通じてその作品を案内していく。
兵馬俑やノックの彫刻、ジョットやミケランジェロなどのルネッサンスの芸術家、ケーテ・コルヴィッツ、パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロなどの先駆者、アイ・ウェイウェイやシリン・ネシャットなどの抵抗としての芸術を創作する現代芸術家、そしてソフォニスバ・アンギッソーラ、ジェイコブ・ローレンスなどの忘れられた芸術家。
一方でニジェール渓谷、ペルー、ラパ・ヌイ、オーストラリアなど各地を訪ね、土地と深く結びついた作品への理解を深めていく。
美術をより近くに感じる10万年の旅に出発しよう。

この躍動感あふれる一冊は、背伸びしたい高校生や退屈している大学生、そして学びを深めたいすべての大人にぴったりだ。マリンズは、芸術と人間の物語に広範で曇りない理解を示している
メーガン・コックス・ガードン
(ウォール・ストリート・ジャーナル書籍欄執筆者)

目次

1 最初の痕跡 /2 ひもとかれる物語/3 人生の幻想 /4 模倣者 /5 黄泉への旅 /6 神を崇める芸術 / 7 風雲急を告げる /8 プロパガンダとしての芸術 /9 石工、モアイ、材料 /10 ルネサンスの幕開け /11 北方からの光 /12 視点の問題 /13 東西の出会い /14 ローマの復活 /15 地獄の責め苦 /16 夷狄がやってきた /17 スペインの支配 /18 人生劇場 /19 新しい視点 /20 地形 /21 静物画と静かな人生 /22 ロココの現実とロンドン生活 /23 ロイヤル・アカデミー――故郷と異郷 /24 自由、平等、博愛? /25 ロマン主義とオリエンタリズム /26 厳しい現実 /27 印象派 /28 芸術家は立ち上がる /29 ポスト印象主義 /30 巨人の肩に立って /31 ルールブックを破り捨てて /32 政治化する芸術 /33 自由の地? /34 戦争の余波 /35 アメリカ美術の成熟 /36 型破りな彫刻 /37 ヒーローもうはいらない /38 ポストモダンの世界 /39 成長し続けよ、さもなくば去れ /40 抵抗としての芸術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

その他

4
教科書的な展開ではなく、物語として美術史をなぞっていくようなタッチで読みやすい一冊だった。このシリーズ通して言える事だが、パートも細かく分かれている事と図版の充実っぷりがとても親切。その上で他にも多くある美術史の書籍よりもフォーカスの当て方が現代らしいのもよかった。ざっくりとした流れを学ぶ内容だが、黒人やセクシャルマイノリティ、女性の作家が各時代でどう存在していかは確かに記しておこうという意思を感じた。2025/01/29

八八

2
最近、美術館に行くことが多かったというのもあり、美術史について通史的な入門書として読む。本著は、美術史の入り口として、旧石器時代の壁画から口火を切り、各時代ごとの代表的な作品や作者を取り上げながら、当時の時代背景を入れ込み解説する。本著の特徴は、ありがちな西洋絵画のみを取り上げるのではなく、日本や中国、アステカやアフリカまで目配せし、相互の影響を踏まえて解説する。また、ジェンダー的な視点も取り入れて、様々な観点から通史的に叙述する。入門書として、最適な一冊である。2025/10/28

KM

1
割と難しかった2025/03/28

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