小学館文庫キャラブン!<br> 桜嵐恋絵巻 火の行方

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小学館文庫キャラブン!
桜嵐恋絵巻 火の行方

  • 著者名:深山くのえ【著】/白谷ゆう【イラスト】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 小学館(2024/09発売)
  • 立春までもう少し!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/26)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094073911

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内容説明

呪われた姫君の許されぬ恋…第三弾!

 左大臣家の嫡子ながら無風流な出来損ないと見られ、長らく無位無官だった源雅遠。だが、後宮を騒がせた盗賊事件を解決に導いたことで帝に認められ、この秋から出仕することに。仕事が忙しい最中でも、詞子が暮らす白河の別邸へと通い続ける雅遠だが、互いに政敵同士となる家柄ゆえに、いまだに二人の仲は秘密である。いつかは雅遠も、私ではなく正式な妻を迎えることになるはず――。幼い頃に受けた呪いの言葉を忘れてはいけないと考える詞子は、雅遠がもたらしてくれたこの幸せが、できるだけ長く続くようにと祈るばかりであった。
 そんな頃。ある晩、なりゆきから帝をお忍びで登花殿に連れていくことになった雅遠は、その移動途中、登花殿の床下で出火しているのを発見する。危うく大惨事になるところを食い止めた雅遠は、帝の寵愛深い女御がいる登花殿での不審火という不穏な事態に、ある策を詞子に相談することにしたが……。
 平安貴族たちの許されざる恋を描き、大ヒットとなった名作『桜嵐恋絵巻』シリーズ第三弾が登場! 書き下ろし「帰路」を収録。

※この作品はルルル文庫『桜嵐恋絵巻 火の行方』 の加筆改稿版となります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
後宮を騒がせた盗賊事件を解決して帝に認められ、秋から出仕することになった源雅遠。帝をお忍びの共をする最中に登花殿の床下で出火しているのを発見する第3弾。危うく大惨事になるところを食い止めた雅遠が、帝の寵愛深い女御がいる登花殿での不審火という不穏な事態、ある策を詞子へ相談する展開で、出仕が決まった雅遠を巡るやっかみや突然降って湧いた縁談だったりと、いくつもの課題に直面しましたけど、詞子や少しずつ増えてきた味方の助力も得ながら、状況を調べて事の真相を見抜き、見事に窮地を切り抜けてみせた雅遠の成長を感じました。2024/09/27

8
今回も安定の面白さ。深山くのえ先生の平安ものは安心して読めます。新しく登花殿の女御登場。またいいキャラが出てきましたね。ぜひちょくちょく出てきて、詞子と絡んでほしいな。今回は詞子の出番があんまりないのかと思ったけど、大事な場面で必ず密かな活躍を見せてくれるからいいんですよね。嫌がらせをものともしない雅遠も頼もしいし、読んでいてスッキリした気持ちで終わらせてくれるところも最高です。2024/12/03

イカまりこ

5
このシリーズ、最初はそんなにハマってなかったんだけど母も読んでるし深山くのえだしで読んでた。でも巻を重ねるごとに大好きになっていく~。詞子が愛されることで強くなっていくのは見てて応援に力入る。雅遠は父親や異母弟に対し無気力で出世もない人に思えてたけど守るものができてからは才能が溢れてて、めちゃイイ奴に認識変わったw 帝の寵妃が巻き込まれる事件と雅遠の縁談問題を華麗に解決。蹴鞠の衣装を揃えるトラブルも詞子のおかげでクリアできて、二人の絆がさらに深まった。韓藍の女の供養もきっといい気持ちの整理になりそう。2024/11/08

しおん

3
まだ続きが他出版社から出ているみたいなので探して読もうかな、読みたいな、この出版社から出ているまで待てない…と思うほどおもしろいし続きが読みたいです。2024/10/13

ぺぺ

1
どこにどんな挿絵が入っていたか思い出せるくらい何度も読んだ作品の三巻目!初めて読んだときは、二巻より先に読んで、蹴鞠の描写が微笑ましいなと思った記憶が鮮明にある。 登花殿の女御の登場!雅遠の縁談ブロック一回目! 2024/09/15

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