角川ホラー文庫<br> バチカン奇跡調査官 ウエイブスタンの怪物

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角川ホラー文庫
バチカン奇跡調査官 ウエイブスタンの怪物

  • 著者名:藤木稟【著者】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • KADOKAWA(2024/08発売)
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  • ISBN:9784041133972

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内容説明

結婚式に参列するため、イギリスのウエイブスタンを訪れた平賀とロベルト。
「死の森」と呼ばれる森林地帯が有名なそこには、真っ黒な毛で覆われた怪物が生息しているらしい。
披露宴の翌朝、宿泊中の屋敷で参列者の惨殺死体が見つかり、神父2人は偶然再会したビル&エリザベートと捜査を始める。
事件は「死の森」に棲む怪物の仕業なのか……。
表題作ほか書き下ろしを含む2篇と、朱雀十五が登場する番外編を収録した短編集第7弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

67
毀誉褒貶、賛否両論だろうな、この巻は。とても大好きだけども!『貧血の令嬢』では分子料理(ガストロノミー)に挑むロベルトの苦悩(笑)正統派料理愛好家ロベルトが手段を選べなくなる環境に追い込まれてゆく、しかも邪気無き平賀によって!表題作はこのシリーズらしい悲劇だが、続く『受難のカーニバル』はまたまたコケティッシュな喜劇。シン博士の叔母さんの予知夢は当たるのか!?シン博士に愛されてるんだな、二人とも。そして問題作『遭遇者たち』朱雀十五との時を越えた邂逅。SFとは(;゚Д゚)!科学的解消を投げ捨てたムー的な幕引き2025/04/28

ぽんすけ

34
短編集。生まれて初めて耳にした「分子料理」、ロベルトは絶対抵抗あるだろうな~。素材の味や彩に一家言ある人だし、その対極をいくような料理法は、きっと彼の心の奥底ではジャッジ外だと思う。だけど平賀が今までで一番食いつきが良いいという。かわいそうなロベルトw平賀が少食家についての人権を力説してたが、史上最高の贅沢は食にありがモットーの私には異世界の言葉でした。表題作のウェイブスタンの怪物ではビルとエリザベートコンビが出てきて相変わらずの二人が見れたのもよかった。そして最終話まさかの十五さん登場!なぜ出したw2025/03/17

秋良

21
蘊蓄があまり出てこない短編集。少食の令嬢のためにロベルトがポリシーを曲げ分子料理に挑戦する。平賀が料理の手伝いで役に立ったのは初めてな気がする……。表題作は長編の雰囲気に近く、犯人も簡単。それよりもエリザベートとの結婚にまだ尻込みしているビルを何とかしたくてしょうがない。お前はもう彼女に惚れてるんだよ!3話目はシン博士の暴走。すごくクールに見えるのに、実はトップクラスに情が厚く喜怒哀楽が激しいのは、だいぶ面白い人だ……。こちらも叔母さんの予言は簡単に予想がつく。が、博士が二人を監禁するのは予想外だった。2025/08/19

きょん

18
短編の「貧血の令嬢」胃弱で小食、好き嫌いも多い令嬢の食事を作ることになったロベルトと平賀の分子調理風景が面白い。食事を楽しめないってそんなに苦痛なんだね。狼男の呪いを解く中編はビルやエリザベートが頼もしい。朱雀十五シリーズは読んでいないので、コラボ短編の宇宙人出現展開は驚いた。2024/12/06

Yuri

15
シリーズ読み。ロベルトのお料理は相変わらず手が込んでいて美味しそう。教科書的な平賀の突然の説明台詞もキャラなんだと受け止めています。別作品とのコラボ作もあったのですが、そちらは未読なので読んでみたいかも。2024/09/18

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