角川ホラー文庫<br> バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処

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角川ホラー文庫
バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処

  • 著者名:藤木稟【著者】
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  • 特価 ¥396(本体¥360)
  • KADOKAWA(2021/07発売)
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  • ISBN:9784041115152

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内容説明

キルギスの空港に、機体トラブルに陥った飛行機が緊急着陸。上空に「天使の群れ」が現れ、奇跡の生還へ導いてくれたと機長は話す。 また同日、「巨大キリスト像が動く」という不思議な事件が起こって――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

73
奇跡調査がいつの間にか大きなスケールの話になった。新展開かな?2021/10/27

眠る山猫屋

59
「こんな奇跡どうやって理屈つけるんだ?」毎回思うのだが、今回は極まれり(笑)墜落しかけた旅客機を救う天使の群れ、そして空港を指差したキリスト像。いやもう、理屈とかどうでも良い面白いから(爆)まぁかなり偶然が入ってますが(苦笑)舞台はキルギス、三割くらいは東西キリスト教史、また三割はキルギス案内、更に三割はピタゴラス教団と地政学。残り一割でジュリア登場かな。ジュリアの罠と脱出法は面白かった~。ロベルトの苦労は偲ばれるが、平賀の諦めない(空気も読まないが)姿勢は素晴らしい。そしてローレン。暗躍している(笑)2023/03/02

カナン

59
墜落寸前で輝く天使の群れに救われた一機の旅客機と、空港へとその向きを変えたキリスト像。国民の九割以上がイスラム教とロシア正教のキルギスで、カソリック二人の調査は案の定何処までも難航。ガルドウネのジュリアとも忌々しい再会を果たし、幾つもの妨害と壁を互いの知恵と絆で乗り越え、導かれた先で辿り着いたのは、最も残酷で神の慈愛も祈りも無効化する人類最大規模の対立と裏切りだった。奇跡調査から内部調査へとステージが変わりそうだが、平賀は兎も角ロベルトはその時果たして神を信じ、バチカンの神父として生きていけるのだろうか。2021/11/12

ぽんすけ

44
軽く読み始めたら主要登場人物のローレン出てくるは、ジュリア出てくるはで内容が濃かったな~。ピタゴラスに関してはピタゴラスの定理の人としか知らなかったんで、まさか秘密教団の教祖様だったなんて。数学も突き詰めていけば神秘につながり果ては教団をまで組織するに至るなんて、本当に驚きである。この教団は知識の宝庫って感じがするから凄まじい力とか持ってそう。本編のガルドウネとの親和性も高いと思う。あと今回舞台がキルギスだったんだけど、私の印象より大分平和になってて驚いた。なかなか難しい国みたいだけどいい国になってほしい2023/10/10

きょん

33
中央アジア・キルギスに出現した天使の群れが旅客機の危機を救うオープニングからスリリング。背後に隠された東西+中国の政情の複雑さもリアリティがあるし、ピタゴラス教団やらガルドウネのジュリア、ローレンも再登場で話が大きく動き始めた感じ。そして、キャラ弁もどきに目を輝かせる平賀とそれを嬉しく思いつつも「もっと手の込んだ料理を作ったこともあるのに」と落ち込んでるロベルト母さんの気苦労に思わず笑ってしまった。2021/08/09

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