内容説明
横須賀基地付近で殺人事件が発生。竜崎は米海軍犯罪捜査局からリチャード・キジマ特別捜査官の参加を認め、異例の日米合同捜査が始まった。その一方、同期キャリアで腹の内を見せぬ男、八島圭介が警務部長として県警本部に着任。八島には前任地福岡での黒い噂がつきまとっていた。合同捜査が生む軋轢、殺人事件の波紋。神奈川県警刑事部長・竜崎伸也は、頭脳と決断力で難局を打開してゆく。(解説・宇田川拓也)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イアン
149
★★★★★★★☆☆☆神奈川県警へ転任し2作目となる隠蔽捜査シリーズ第9弾。横須賀基地付近で男性の刺殺体が発見された。現場から白人の男が逃走したとの目撃証言から、竜崎は米海軍犯罪捜査局との合同捜査に踏み切るが――。日米地位協定に基づく米軍との駆け引き、トップ入庁の同期・八島との軋轢、更には息子・邦彦の留学先での拘束疑惑と、公私ともに多忙を極める竜崎はいかにしてこの難局を乗り越えるのか。政治家に貸しを作っておけという八島に対して、「俺はただの官僚じゃない。警察官僚だ」という一言に、竜崎の揺るぎない矜持を見た。2026/06/27
みも
133
竜崎が神奈川県警本部刑事部長着任後の第2弾。今回は米海軍横須賀基地絡みで日米地位協定が大きな障壁となるものの、そんな政治含みの事案さえ易々と乗り越えてしまうその大胆不敵な手腕に感服するばかり。ただ大森警察署署長時代と比べると、なんだか窮屈そうに見えるのは僕の思い過ごしだろうか。阿久津参事官にやんわりと諫められ、現場に出たくてもブレーキがかかっている感じ。現場に出ない竜崎は面白みがないぞと思ったが、意外にもすっきりしたエンディングで、別格の面白さは健在。今回もどっしりと構えて竜崎を喰っていたのは奥様でした。2025/05/09
ゴンゾウ@新潮部
120
シリーズ9作目。横須賀で起きた殺人事件。目撃者によると白人男性の関与が疑われた。当然横須賀基地との接触が。そこでも最短距離で交渉にあたる。上司に対しても国会議員に対しても全くぶれない。現場の捜査最優先であたる。竜崎が同期の矢島に放った。警察官僚という言葉が印象的でした。2025/03/18
Kajitt22
92
神奈川県警刑事部長で赴任してますます快調な竜崎伸也。横須賀署での捜査本部設置からは怒涛の展開。今回も読み応え十分。題名にある通り隠蔽、もみ消しとの心の戦い、そして探花とは。これでシリーズ完読と思いきやまだ先に2冊あるようです。楽しみ。2025/05/08
yomineko💖avec ヴィタリにゃん💗
74
どなたかが書いておられたのですが、大森署が懐かしいです。それと戸高刑事!嫌なのに気になります(笑)今回は米軍と絡んで難しい問題も頭脳で解決!邦彦ったら一体何やってるの~汗 ご家族に心配かけちゃって汗 2026/02/26
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