内容説明
神奈川県警刑事部長・竜崎伸也のもとに、著名な小説家・北上輝記が小田原で誘拐されたという報が舞い込む。犯人も目的も安否もわからない中、竜崎はミステリ作家・梅林の助言も得ながら捜査に挑むことに。劇場型犯罪の裏に隠された、悲劇の夜の真相とは――。累計330万部突破の大人気シリーズ、記念すべき第10弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
415
今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 隠蔽捜査シリーズは全作品読んでいます。記念すべき第十弾まで来ました。 相変わらずの面白さ、ぶれない竜崎ではありますが、著名な作家達が相手だと少し勝手が違うようです(笑) https://www.shinchosha.co.jp/special/inpeisousa/2024/02/01
ひさか
265
小説新潮2022年10月号〜2023年9月号掲載のものを2024年1月新潮社刊。シリーズ10作目。ミステリ作家(今野さん?)登場ということで少し期待したが、特段なことはなく、事件そのものの真相にもわざとらしさが感じられて納得できず、竜崎の所作も精彩を欠いているような気がした。少し残念。でも及第点ではあり、楽しめました。2024/02/16
旅するランナー
257
隠蔽捜査·竜崎伸也シリーズ⑩。純文学小説家の誘拐、エンタメ小説家の捜査協力。職業小説家としての本音も垣間見られ、通常の刑事小説プラスαの面白さが感じられます。2024/06/22
タツ フカガワ
253
人気作家の北上輝記が小田原の自宅近くで誘拐される。小田原署に捜査本部を設けた竜崎は隠密裏に捜査を進めるが進展はない。そんなとき犯人から事件をマスコミに公表するよう要求がある。相変わらずテンポのいい筋運びでしたが、途中で犯人がわかりました。今回は原理原則主義の竜崎がミステリー作家の梅林に捜査情報を漏らしたり、被疑者との面会を許可したりなど、あれ?と思うところが多かったのがちょっと残念。2024/02/12
修一朗
252
定番の安心感で今回も快適に一気に読み。刑事部長の割には現場に顔を出している感はあるけどそれでも基本は報告を聞いているうちに事件が解決してしまう流れなので動きは少なくなっている。別キャラを際立たせるかもしくは刑事部長がもっと動く局面を期待します。今回は闇バイトがテーマかぁこれは面白いかも?と一瞬思ったらそこはほぼさわりだけ,別にその設定でなくても…って扱いだった。事案についても新しい事件をもっと扱ってほしい。力を抜いてさらっと読めるところはいいんだけども。2025/01/13
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