文春文庫<br> 怪談和尚の京都怪奇譚 積徳の旅篇

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文春文庫
怪談和尚の京都怪奇譚 積徳の旅篇

  • 著者名:三木大雲【著】
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • 文藝春秋(2024/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167922641

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内容説明

大人気、怪談説法シリーズ第7弾!

私と友人の前に突然、白くて丸い石が落ちてきた。私が拾って帰ると、後日、家を訪ねてきた友人が「もう捨てた?」と訊(き)く。理由を問うと彼は言った。「だってあれ目玉やったよね」――(「飛ぶ玉」)。ほかにも、刑事に取り憑(つ)いた血だらけの白い犬、骨董市で買った不思議な絨毯の話など、現役住職の書き下ろし怪談×説法シリーズ第7弾!

怪異の奥にあるありがた~い教え!
ますますブーム!怪談×説法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

43
とても好きなシリーズ最新作、第7弾。人が亡くなっていたり霊障現象?だったりはするんだけど、相変わらず、最終的には「ちょっぴり良い話だなあ…」と思って終われるのでやっぱり好きです、三木大雲師匠のおはなし。本当そうだよね、と大事なことに気付かせてもらえる心地です。また次回作も楽しみ。毎年出て欲しいなあ。2024/08/11

澤水月

15
警邏中の警官から「三木和尚なら…」と納得される話が印象的。「怪談という死後の世界から、生きる事の意味や意欲を感じ取って欲しいと切に願っております」。散骨の「作業」のありように驚く。悪縁の実の親子関係もあるので難しい問題だが不仲の両親同士の実相も分からないものよな…。 もう7冊目、初巻は東日本大震災直後だったと後書きに…南海トラフ「巨大地震注意」が出て関東にも緊急地震速報あった夜に沁みる2024/08/10

ふたば

12
夏にはやっぱり怖い話。 正しく、仏教の教えるとおりに暮らしているなら、世界はもっと平和なんだろうなぁ 怪奇が怖いというより、人が怖くなるね。2024/08/14

chatnoir

10
魔を避けるには見ざる聞かざる言わざる。亡くなった方には継続したお弔いが必要。お盆にはお施餓鬼も必要。仏教的なお話も、幽霊話も面白かった。お不動さんに怒られる!って言いに来る童ちゃんも可愛らしかった。2025/06/20

わ!

8
夏である(めちゃくちゃ暑い)!、怪談・怪異談の季節である(だからといって、怪談で涼しいと思った事はないのですが…)。そんな単純な理由でしばらく怪談怪異本を読み漁るコトと決めた。まずはお馴染み幽霊和尚の本である。相変わらず面白い。元が仏教の説法だと言うことで、仏教の教えに無理矢理シフトさせているところも楽しい。例えば仏教の場合、幽霊を魂の仏教的解釈などを交えて解体してくれたりすると…より面白そうなのですが、残念ながら、そんな本は仏教哲学の本であって、少なくとも怖くは無さそうですね。2025/07/30

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