文春文庫<br> 続々・怪談和尚の京都怪奇譚

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文春文庫
続々・怪談和尚の京都怪奇譚

  • 著者名:三木大雲【著】
  • 価格 ¥710(本体¥646)
  • 文藝春秋(2020/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167915537

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内容説明

怖いのにためになる!?
大人気、三木大雲住職による、説法スタイルの新しい怪談シリーズ第三弾!

この世ではあなたが知らないだけで奇妙な出来事が日夜起きています。動く人形に訳ありの廃村、山道の妖しい公衆電話、曰くつきの刀などなど……、三木住職の元に寄せられた実話怪談20編を収録。
いつか、あなたの身にも起こるかもしれない――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

294
三木大雲さんの京都怪奇譚シリーズの3冊目ですね。本当は最初から読むべきですが諸事情によりこうなりました。本シリーズが少し割高に感じる理由は紙質の薄さと文春文庫さんの実話怪談本が稀少だからでしょうね。初読みでしたが立派な教えも書かれ人生勉強にもなり良かったですね。今回は古い定番ネタでなく現代に通じる最先端の怪談を紹介しますね。『AI音声認識』怪談和尚さんが知り合いのコンピューター関連会社の社長宅に招かれた時に家の前でインターフォンが見つからなくて探していると、機械的な音声で「どちら様でしょうか」と聞かれる。2021/11/21

あっか

80
新刊、シリーズ第3弾。続に引き続きあっという間に完読してしまいました。怪談話は好きだけれど、三木大雲和尚の怪談話は一線を画すなあ。ただ怖がらせようとするのではなく、(仏教の教えに基づき)この出来事から学びを得、こうやって生きていこう、という教えや気づきのメッセージを得られるのである種?変な?スッキリ感があります。でもすごく怖いんですけどね!!それが両立しているから凄いです。AI音声認識、怪談師、地下アイドルが怖かった。インドの牛のお話などは本当に不思議!2020/10/20

モモ

58
蓮久寺にある七福神の大黒様の話が興味深い。「もう、出て行くわ」と夢の中で大黒様が出て行かれた。探してみると、傷んだ大黒様の仏像が見つかる。その後、大黒様自らが修繕費用を捻出する様子が何だかほほえましい。続きも読んでみたい。2021/08/18

ヒデキ

56
三木和尚、3冊目の読了です 実話怪談も和尚の言葉を通じて語られることで 一般のお話になってしまっているのが 凄いなあ~と思ってしまいました。 日蓮宗の霊に対する考えが判る感じになりました2022/03/25

瑪瑙(サードニックス)

50
『天眼』『嘘』『孤独』『憑依』『現身』の5つのテーマで書かれてありました。怪談ですが、仏様の教えでもあります。今この世で努力して完成できずとも、来世でその続きが出来るのならばいいかもしれませんね。今の努力は決して無駄ではないのだと思えると希望がもてます。2021/04/16

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