角川ホラー文庫<br> 怪談狩り まだらの坂

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角川ホラー文庫
怪談狩り まだらの坂

  • 著者名:中山市朗【著者】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2024/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041149614

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内容説明

警察官が遭遇した奇妙すぎる夜の交通事故を描く「物損事故」、四国の山奥の寒村を訪れた青年2人に襲いかかる怪異が不気味な「靴」、夏の日に突然町に蔓延した異臭の正体に震撼する表題作など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねりわさび

87
全66話の短編怪談集。数多ある怪談本の中では現時点で最も恐怖度数が高い。各話ともほぼ怪奇の正体を明かすことなく、寧ろその正体が明らかにできないゆえの唐突な終わり方で締めている。夏場ですので読むには旬だと思います。面白かったですね。2024/07/30

yukaring

72
怪異募集家による実話怪談66編。実話なのでオチも解決もない静かな語り口がシワジワ恐い。死亡推定時刻とマンション住人たちの目撃証言が食い違う「周りの証言」警察官が報告に書くことができない不可解な状況下の事故「物損事故」初めて行ったお店で常連扱いをされる不可解「瓜二つ」なぜか修理をしてもすぐに音が出なくなるピアノの謎「ピアノの修理」など少し不思議なものからほっこりするもの、ゾッとさせられるものまでバリエーション豊富なラインナップ。日常からほんの少しズレて容赦なく侵食してくる怪異。夏の夜にピッタリの1冊だった。2024/08/10

ヒデキ

62
中山さんの年に1回のプレゼント 面白く読ませて貰いました 現実と別の世界とのずれが色々な形で起きている 中山さんの語り口で引っ張られているのですが、 彼の話の構成に改めて面白いと思ってしまいました。 「スズキユウイチ」彼は、いつまで生きなくてはならない んだろうと思って読んでいました2024/09/04

キナコ

31
初作者さん。シリーズものとは知らなかったが、短編集のためどこからでも読める。はっきりとしない怪異やなぜおきたのか分からない日常の合間からみえる怖さが書き連なっている。表題の話も意味が分からないが人間が出来ることではないことが分かる分怖さが倍増する。スキマ時間にもピッタリだし、今後読み進めて行こうかな。2024/09/01

うなぎ

27
Amazonで発売日に買おうとしたら売り切れてて、やっと読めた本。予約しとけばよかった。この巻は終盤のノブヒロさんの後日談がひたすら不気味。以前みたけど映画版をまた観たくなる話だった。2024/08/14

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