内容説明
光影に想いを告げ、彼の屋敷に迎えられた梓子。だが互いに忙しく、正式なお披露目ができないまま日は過ぎていく。そんな時、怪異縛りのための筆を何者かに盗まれた挙げ句、あらぬ謀略の疑いを掛けられて!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
45
前作までの怪異とつながりながら話が展開していくのに、前作までの細かい部分を忘れてしまっていた。とにかく梓子が光影の二条の邸に引っ越すことができて良かった。2024/07/27
坂城 弥生
32
今回はとうとう梓子の力が政治利用されそうに、、右の女御の想いが切ない。2024/10/15
よっち
28
ようやく光影の屋敷に移る日取りが決まり、いよいよ正式な婚姻のお披露目を迎えると思いきや、当日に梓子は急な呼び出しを受け、怪異と思しき現象を解決することになる第三弾。梓子が仕える左の女御、そしてその後ろ盾である左大臣を敵視する右大臣に目を付けられ、怪異縛りの業は偽物ではという言いがかりをつけられてしまう梓子。怪異縛りのための特別な筆が何者かに盗まれてしまう展開もあったりで、いざという時にしっかり守ってくれる光影や主上の存在は大きかったですけど、やっかいなものに目をつけられた今後の展開が気になるところです…。2024/07/29
はなりん
12
妖が視えモノを縛る能力がある梓子は梅壺の女御に仕える女房で、妖に憑かれ体質の右近の少将と想いが通じて、同じ屋敷に住まいを移すも次々と妖事件が起き、新婚生活に移れない。政敵の右大臣がネチネチと仕掛けてくるのが鬱陶しい。梓子の亡き母が連れていた『こうげつ』が現れ、今後どう関わっていくのか。少将の額に残された印が なんなのか。それがまた梓子との距離をおく原因になりそうな終わり方に不安が続きます。2024/11/02
かもめ通信
10
主役の二人もようやく!と思いきや、そうは問屋が卸さない。またまた気になる終わり方で、やっぱり続きもよまなくては。怪異は怖いがそれ以上に人が怖くなるのもお約束。そのままではないけれど、元ネタ(モデル)の匂わせ具合も絶妙で、怪異は別にするとしても、あったかもしれない物語のようによめるところも面白い。2025/05/02
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