ビッグコミックス 住みにごり（６）

著者名：たかたけし【著】

小学館（2024/06発売）

• ISBN：9784098628032

内容説明

累計45万部突破！今一番話題の家族の物語

執拗に追い詰められ、
完全に為す術もなくなった親父。

意を決して最後の手段に出るも、
あえなく失敗し状況は悪化の一途を辿る。

精根尽き果て、我が家へと戻ると、
図らずも時はすでに遅く──

親父の過ちによって生まれた毒牙は、
ついに西田一家の喉元へ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nbhd]

にんげんの濁った部分のカタストロフィー。すばらしかった。

2024/09/20

[くろねこ文学]

しばらく垂直飛び親父と愛人の不倫話が続いていて、不気味な引きこもりの兄貴って、じつはいい奴？とちょっと期待はずれな感じを抱いていた。だが、今巻でついにきた！兄貴の暴走!! おおお、ついに一巻冒頭の地獄絵図の現実化か？と思ったら、それもなく数年経過。息苦しい田舎の限界生活がつづくようす。次巻、引きこもり兄貴を強制的につれだす計画が動き出すようで、事態はいっきに終焉に向かうのか。次巻が待ちきれない思いでいっぱいである。

2024/06/28

[なつのおすすめあにめ]

流れ変わったな……。

2024/07/03

[yom]

兄は兄で寡黙をいいことに母親の毒を浴びて育ったのかもなー。1話冒頭の夢も、兄の暴力癖からくる不安なのだろうか。働きだしても職場で傷害事件とかあり得るな。その前に暴力の気配が漂ってるけど...。いや～面白すぎる。

2024/06/28

[かなっち]

前巻最後の衝撃の告白に一家はどうなっちゃうのか、ドキドキしながら臨んだ第6巻。思った以上の悲惨な結果に、言葉も出ませんでした。だけではなく読後感が最悪で、なぜ5巻で終わってくれなかったのかと、恨み節が出たほどです。父親と不倫相手がゲスなのはもちろん、父親亡き後息子の未来を奪って自分の世話係としてこき使う母親に、自分はその役をさせられたくないと何も言えない姉。加えて、カツアゲをしてくる暴力ニート変態デブ長男に至っては、殺意しか生まれません。と書きつつ、現状から逃げられない、次男もどうかと思いますが。

2024/10/06