ビッグコミックス 住みにごり（３）

著者名：たかたけし【著】

小学館（2023/02発売）

• ISBN：9784098615919

内容説明

マンガ賞にTV番組！話題沸騰ホームドラマ

35歳、引きこもりの兄が失恋。
加速する不可解な行動と、露になる異様な習慣。

一方、癇癪持ちの親父は何かに気づき、怯え始める。
父の過去に一体何があったのか──。

そこへ来て、母の様子にも異変が…！？

この一家の”にごり”の核心へと迫っていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くろねこ文学]

人の不安感や嫌悪感を刺激するという点では実に見事な作品。垂直ジャンプ父親の良い上司だった過去やタンクトップ兄の誠実さなど、登場人物の意外な良い点が描かれ、ちょっと困惑させられた。まあ、それを補って余りある不気味さは健在だけど😰 今回、穏やかな母親の暗黒面も明かされ、いよいよ物語は不穏なカオス状態へ突入。登場人物全員何かしら変だろ💦 兄のギリギリコーナリングには笑いました😆

2023/03/01

[地下鉄パミュ]

ギリギリのラインで繋がっている家族。何が有ってもおかしくない。最悪の事態が待っていそうなのが怖い。ホラーより怖いと言われる所以はそこにある。ホント色々と薄気味悪いのです。ドラマ化したら良さそうだけど、下手にドラマ化したら良さが出ないだろうし、難しい作品ですね。でもして欲しい所です。

2025/02/28

[かなっち]

ホラー以上に恐ろしい、ある家族の「にごり」が徐々に明らかになる第3巻。想像通り、おかしいのは無職の35歳兄だけではないようです。父親の浮気相手をその長男に探らせる母親もおかしければ、節操のない父親と愛人だったかもしれない次男の彼女と。もしそれが本当なら、息子からも奥さんからも、この人殺されるんじゃないでしょうか。もちろん、本家本元の兄の異常さは突き抜けていて、あの大量のペットボトルや冷蔵庫の中の爪楊枝たちにゾクゾクしました。なぜあのハゲ親父があんなにモテるのか、今年一番の疑問を抱えたまま、次巻に急ぎます。

2024/07/04

[尿酸値高杉晋作]

これは酷い。 なんか小汚い展開。

2023/03/04

[なつのおすすめあにめ]

実写化しそうではあるが、この厭な漫画を見事に映像化させられるのはかなりのホラー映画を撮影できる監督じゃないと難しい……と思わせる漫画ですなあ。

2023/06/06