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内容説明
高学歴親はわが子の将来を心配して、脳の発達の順序や成熟度を無視した早すぎる塾通いから中学受験を考えがちだ。しかし、合格しても決裂する親子関係、入学後も続く苛烈な競争に疲弊する子ども……将来の幸せどころか目の前のトラブルを抱える事例が続出している。一生涯の幸せのために重要なのは、家庭生活でしか育めない“頑丈な脳”を作ること。発達脳科学の視点から、受験を考える前に知っておくべきことをアドバイス。
目次
はじめに/第1章 受験で壊れる子どもたち/受験で失敗しても人生終わりじゃない/「失敗」をどう捉えるか/かけた力とコストで親が落ち込まない/子どもが「目ざめる」タイミングはそれぞれ/親が持つべき軸/からだの悲鳴を正しく察知する/第2章 脳の育ちには順番がある/小学生の子どもの脳の発達段階/勉強は、机の上だけじゃない/まずは「からだの脳」で土台を作る/早寝早起きでパフォーマンスは変わる/子どもの人生を誰がどう選択するのか/勉強は夜ではなく朝やろう/「おりこうさんの脳」はインプットが大切/家族間の「対話」が子どもの脳を育てる/「こころの脳」で自分の思考と感情を整える/親しき中にも礼儀あり/「こころの脳」が育たない中学受験とは/第3章 家庭でしかできない脳育て/学びは日常生活に溢れている/宿題をやらせるのは親の仕事ではありません/読書感想文は書けなくてもいい? /家庭での観察から学びに発展させる/ゲームと学びを差別しない/就寝時刻だけはゆずれない/子どもとの信頼関係の秘訣は「おうむ返し」/親は子どもの「好き」に興味を持ち、自分の「好き」も貫こう/どんな言葉でも、まずは受け止めて/「こころの脳」が育てば勉強も伸びる/親離れが自然に進む子どもに育てる/不合格もあれば、失敗もあると心得る/抽象的な価値は行動で示す/「 をつかない子」は生きていけない? /子どもを信じて論理的に話す/第4章 子育てのゴールはどこにあるか/思春期の反抗期は「こころの脳」が育った証/子どもとの会話はロジックで攻めよう/親からの絶対的信頼が強い武器になる/我が子の失敗時こそ、親の正念場/学歴よりも対人力とレジリエンス/子どもたちのもつ自己解決力/利他思考の子どもたちがつくる未来/終章 中学受験の「成功」「ざんねん」のリアル──[対談]中曽根陽子氏に聞く/中学受験というレール/公立中高一貫校の闇/偏差値という偏見/親が勝手にどん底に…… /煽る塾、煽られる親/受験と脳の発達段階の関係/不安産業化する中学受験/自分で考える力を養っているか/受験で折れるか、入学後に折れるか/完全なユートピアはあり得ない/どこの学校に通うかよりも大事なこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coldsurgeon
K7☆
TOMTOM
ハード160
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