出版社内容情報
「国語力」は、学習に必要なだけでなく、生きる力ともなります。物事を発見
し考え、深く理解し、それを上手に伝えること。その総合力が国語力です。
本書では、日本語の専門家である著者が、小学校就学前・小学校低学年・中
学年・高学年のそれぞれで、どのように国語力を育てていくかを具体的に説明
しています。たとえば……
●6歳くらいまで――手遊び歌で、日本語のリズムと正確な発音を身につける
●小学校中学年――色彩や視点に注目して、文学作品を深く味わう
●小学校高学年――論理の構成が明快で、しかも読み手を惹きつける作文の書
き方 など。
基本となる学力や豊かな表現力を、子どもに与えたい親御さん。中学・高校
受験を目指して、レベルアップを図りたい小・中学生。仕事や人間関係で困ら
ないために、コミュニケーションの力を磨きたい社会人。おもな対象は3~12
歳ではありますが、広い年代の方々が活用できる本です。
【目 次】
はじめに
1章 母国語の仕組みを学ぼう
私たちが母国語を身につけるまで
はじまりは音と空気
国語力は周りから与えられるもの
2章 言語を習得する
言葉が身につくまでの時間の目安
経験で言葉を覚え、言葉で想像力を育てる
3章 日本語とは何か?
日本語には世界の文化が詰まっている
国語力を磨く二つのカギ
文字の表記の不思議
言葉という「生き物」に触れてみよう
古典芸能で日本語のおもしろさを体験!
4章 実践編 音読しよう!
本好きになるメリット
音読の効果を実感してみよう
幼児のおすすめ音読
小学校低学年のおすすめ音読
小学校中・高学年で、音読・黙読の違いを意識しよう
5章 実践編 本で話す力を伸ばす
日本語はわかりにくい言語?
三歳から小学校就学までの話し方のレッスン
小学校低学年の話し方のレッスン
小学校中学年の話し方のレッスン
小学校高学年の話し方のレッスン
基本はわかりやすさと心のゆとり
6章 実践編 深く読む技術を磨く
三歳から小学校就学までの深読み
小学校低学年の深読み
小学校中学年の深読み
小学校高学年の深読み①
小
内容説明
ことばを深く理解し、表現する方法を親子で学ぶ!幼児教育の第一歩として、中学・高校受験に備えて、そしてコミュニケーションに悩む大人にも!日本語本ベストセラーの著者が解説する、思考力と伝え方を磨く方法。
目次
1章 母国語の仕組みを学ぼう
2章 言語を習得する
3章 日本語とは何か?
4章 実践編 音読しよう!
5章 実践編 本で話す力を伸ばす
6章 実践編 深く読む技術を磨く
7章 実践編 書くこと
8章 学び方いろいろ
著者等紹介
山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963年、長崎県佐世保市生まれ。大東文化大学文学部中国文学科教授。中国山東大学客員教授。博士(中国学)。大東文化大学文学部卒業後、同大学院、フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、現職。専門は、文献学、書誌学、日本語史など。『日本語を作った男―上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)で第29回和辻哲郎文化賞を受賞。イラストレーター、書家としても活動。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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