バットマン・メタル

著者名：スコット・スナイダー【著】/グレッグ・カプロ【画】/中沢俊介【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/05発売）

• ISBN：9784796877633

内容説明

ダーク・マルチバースの到来。もう後戻りはできない！

地球の歴史に隠然と存在する、強力で希少な金属。驚異的な能力を秘め、命をもたらすその金属は化学の周期表には収まらない。なぜなら、この世界の物質ではないのだから。我々の世界とダーク・マルチバースと呼ばれる悪夢の世界を結びつけるために、その金属が使われようとしていた。しかも、異なる世界の懸け橋となりうる魂の持ち主は……ブルース・ウェイン！ 果たしてバットマンは、闇の世界から帰還できるのか？ 彼の友人たちは7人の堕落したダークナイト――ナイトメア・バットマンの支配する戦慄の世界を生き延びられるのか？ニュー52版『バットマン』をヒットさせたスコット・スナイダーとグレッグ・カプロによるDC史上最大規模、驚天動地のイベント、いよいよ本編スタート！

●収録作品●
『DARK KNIGHT: METAL』#1-6
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[神太郎]

クロスオーバーは邦訳の場合、全部を網羅し全てを理解するのは難しい。しかし、メイン・イベントがしっかりしてれば伝わるものはしっかりと伝わる。バットマンを起点としてダーク・マルチバースが侵攻を始め、闇の騎士達（ダーク・ナイツ=闇のバットマン達）が襲いかかる。バットマンの各エピソードに登場していたという金属片が鍵となって物語は二転三転していく。とにかく息をつかせぬ展開。大興奮のうちに読み終えた。集大成的でありつつ、新章への突入、てかこの後にドゥームズデイ・クロックもあるんでしょ？いやぁ、どうなるのやら！

2025/03/19

[tt23836148]

https://tt23836148.hatenablog.com/entry/2023/09/07/202810　入り切らなかったので、なんか恒例になってきてて怖いな。結構気合い入れました。

2023/09/07

[辺野錠]

絶望的な展開が続くのにどうなるのか思ったけど最後はバットマンたちが逆転して安心した。バットマンを利用して姿を現した敵はドゥームズデイ化したりジョーカー化したりで悪に堕ちた異世界のブルース・ウェインと言うのが実に奇想天外。彼らに立ち向かうために集められたバットマン軍団でレッドサンの反政府バットマンやダークナイトリターンズ版がカメオ出演するのも熱い。クライマックスの笑うバットマンにバットマンが持ち出した策もまた熱かった。

2020/12/05

[ビッチュウ]

面白かった。 メタル・イベント本編。 ダークマルチバースから闇墜ちバットマンズ到来。地上を地獄と化し、リーグの面々を絶望に追い込む……のだが、いかんせん状況が判り難かったのが正直なところ。 複数のチームに分かれて解決策を模索するも、目的がぼんやりしている為に解決策がいささか唐突に感じてしまった。 ただ、敵のビジュアルた意外なチームアップ＆援軍シーンが熱く、イベントらしい大味さはあってグッド。 加えて、ライジングにて各闇墜ちバットマンズの件が語られるとの事で、その補完にキャラクターの魅力を期待したい。

2019/03/15

[junne]

前回読んだときよりはだいぶ理解できるようになったな

2022/01/29