バットマン・メタル：プレリュード

著者名：スコット・スナイダー【著】/ジェームズ・タイノンⅣ【著】/ジム・リー【画】/アンディ・キューバート【画】/ジョン・ロミータ・Jr.【画】/中沢俊介【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/05発売）

• ISBN：9784796877602

内容説明

DC最高峰の作家陣が『バットマン・メタル』の世界にいざなう！

何年にもわたって、バットマンは希少な金属――神々の武器を形づくり、死者をよみがえらせる物質を調査していた。どんな親しい仲間にも知らせずに……。 グリーンランタン、ジョーカー、ワンダーウーマンをはじめ何世代にもわたるDCユニバースのヒーローやヴィランたちが、バットマンの発見した謎を知ることになる。それは、マルチバース（多元宇宙）の存在そのものを危険にさらす謎だった！ 『バットマン・メタル』の源となった過去の関連エピソードも同時収録！

●収録作品●
『DARK DAYS: THE FORGE』#1
『DARK DAYS: THE CASTING』#1
『FINAL CRISIS』#6-7
『NIGHTWING』#17
『DETECTIVE COMICS』#950
『THE MULTIVERSITY GUIDEBOOK』#1
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[神太郎]

バットマン・メタルへの序章！いや、なんていうんでしょう面白い！そして、ファイナル・クライシスというかクライシス系をほとんど読めてないのでこれ読めてたら絶対この話面白くなれたし、ブルース・ウェインの帰還も読んでないからほんとここに来てこんなに絡む話になるなら読みたかったと悔やまれる。ほんと、バットマンが起点となる話になる模様なので凄く今からメタル読むのが楽しみ！DC世界にこんなに希少金属あるなんて知らんかったよ。しかも、これらが大型イベントの中心になるとは誰も思わないんじゃない？と今からメインが楽しみ！

2025/03/19

[ビッチュウ]

面白かった。 大型イベント「バットマン・メタル」に向けての正しく前奏となっている導入＆予習編。過去作で関連があるエピソードを抜き出して併せて収録されている。なので、肝心のメタル編自体はまだ予告みたいなものなので次巻に期待したいと思う。 それでもこれまでならば収録冊子か巻末の解説で取り上げそうな過去作をわざわざこのボリュームで収録されている丁寧さがアメコミ初心者には有難い。

2019/03/10

[サテヒデオ@ダイナミックひとり]

「なにやら壮大な物語が始まった？」との期待感をかきたてられる内容。とはいえ、降って沸いたような浪漫に胸躍るとまではゆかない。風呂敷がどこまで広げられるのか、それがどのようにきれいに畳まれるか。でもって諸々「クライシス」、ちゃんと読まなきゃね。

2019/01/07

[fap]

プロローグでこのボリューム。 ありがとう小学館。 と思ったら２話で終了し、残りは関連エピソードの収録だったでござる。 ところで、新しい時代に作られた神話ほど旧い神々が登場するという現象がある。 「今まで君たちが信仰していた神は、我々の信仰する神から世界の管理を委託されていたのだ」 「な、なんだってー」 いやふと頭に浮かんだけなんですけどね。 えぇ、表題とはなんの関係もありませんですとも。

2019/01/06