内容説明
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。彼の行方不明中に起こった領内の混乱も収束し、リアムは首都星での修行を再開していた。そんな中、案内人は新たな策を巡らせており――
「忌々しいリアム――お前の吐き気を催す感謝の気持ちとももうすぐお別れだ」
軍事国家「グドワール覇王国」が帝国へ宣戦布告! 今回は参戦しないはずのリアムも、何者かの思惑で前線近くの惑星に代官として派遣されることに。行方不明事件の反省から、天城達に出撃を禁止されたリアムだけど……?
悪徳領主が目標だから「悪代官」にも憧れちゃう勘違い領地経営譚、第8幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
21
悪代官プレーと言いながら。やってる事は名奉行。桜吹雪を見せながら敵を撃ち倒していたら著作権的にアウト?だからバレバレな仮面?2024/01/25
ひぃす
7
相変わらず面白かったけど、「悪代官」って単語に惹かれ過ぎじゃない…? もうその時点で、悪ぶってる小市民なのよね。しかしこう、リアムは思考的には男子中高生だよね、割と。「女には困っていない」って言ったときの、周りの「は?」って反応が面白すぎた(本人はそもそもそっち方面の欲望なさそうに見えるから、困ってないのは事実なんだろうが)。頑なに性的な方面を遮断しようとするのは、なんなんやろね…。やっぱり、その辺りがトラブルの種になりそうに思えるんだけど、どうなんじゃろ。2024/02/12
nas
7
追加で入った仮面の話はまだ出てくることあるのかなこれと思ったけど次の章にめっちゃ使えるか2024/01/25
Rise
3
★★★★★ 読了。仮面の出番はあまりなかったけど、悪代官プレイは面白かった!2024/03/23
中山バスター
2
領内の混乱も収束し、首都星での修行を再開していた。軍事国家グドワールが帝国へ宣戦布告。参戦しないはずのリアムも、何者かの思惑で前線近くの惑星に代官として派遣されることに。天城に出撃を禁止されたリアムだけど◆完全に安定のコメディ。すべてが裏目に出るのも相変わらず。お気に入りのニアスの無防備な姿もあり楽しめました。2024/04/24