うみさちひこ やまさちひこ

著者名：ふしみみさを/ポール・コックス

岩崎書店（2023/12発売）

• ISBN：9784265088447

内容説明

兄の海幸彦は海で魚を釣り、弟の山幸彦は山で獣を狩っていた。ある日二人は道具を交換し、海幸彦は山へ、山幸彦は海へ。ところが山幸彦は兄の釣り針をなくしてしまい…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雨巫女。@新潮部]

《図書館-新着》海幸彦と山幸彦の話。双方とも、お互いを思いやればこんなにこじれなかったと思う。

2022/02/02

[けいねこ]

神話に現代の感覚を持ち込んでも意味はないのだけれど、やはり釈然としない。目には目を。でも、目に目と歯を求めれば、自分も歯を失うことになりますよ、というような教訓でしょうか。

2021/12/24

[遠い日]

「日本の神話えほん」シリーズ４。ポール・コックスの絵が毎回楽しみ。古事記より。神話にはありがちですが、神様なのに家族、きょうだいが歪み合い、争う理不尽な展開が苦手です。この海幸彦の頑なに弟の山幸彦を責めていじめ抜く心根が嫌いです。山幸彦はそんな兄の性分を知らなかったのでしょうか。なぜあんなに執拗に海で釣りがしたいと食い下がったのでしょうか。海の神の過分な加勢も、その後の海幸彦の仕打ちも、何もかも腑に落ちません。

2022/01/06

[KAZU]

海の魚を釣り上げる海幸彦と山の獣を仕留める山幸彦の兄弟の物語。途中から浦島太郎を読んでいる気にさせる日本神話。古事記を理解するには、様々な神話を読み解く必要があるのだろう。

2024/04/30

[みさこ]

このシリーズは全部読みたい。

2022/06/02