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内容説明
天の国を治める神、天照は、弟の須佐之男の乱暴に怒り悲しみ、洞窟に隠れてしまった。すると天も地も真っ暗になり闇夜が続いた。小学校低学年から楽しめる日本の神話絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
42
先日読んだ『ヘビと船長』で知ったフランスの画家ポール・コックスの絵で、まさかの日本神話古事記。濃い赤がとても印象的で、どのページも錦絵のように美しい。こちらはアマテラスがお隠れになる“天の岩屋”のおはなし。アマテラスとスサノオが、神々の子どもを吹き出す絵がとてもシュールでコミカルで可愛い♡そして、やっぱりスサノオの悪事が最悪すぎて可笑しい〰。笑 続編も早く読みたいです。2021/06/12
anne@灯れ松明の火
25
新着棚で。訳者として名前をよく見るふしみみさをさんが書いた日本の神話。優しい文章で、すぅっと頭に入ってくる。絵はフランスのポール・コックスさん。独特な色調のように思う。2020/12/13
ツキノ
21
2020年11月発行。神話の知識不足なのだけれど、須佐之男ってこんなにヘンな人だった?そして月読の話はないんだっけ?(E83-545)2021/03/23
麻ノ葉
8
自分の記憶ではこの神話のタイトルが「天の岩戸」だったのが始まりで、違和感を探すように読んでしまった。 日本の神話なのに、神様たちが洋服に靴の出で立ち。版画のようなタッチなのに、色合いがどこかポップ。絵がフランスの方だということは理由ではないだろう。何かねらいがあるのだとは思うが、私にはそれがよくわからなかった。 お話は知っているものとあまり変わりなく、分かりやすかった。2021/03/08
遠い日
6
「日本の神話えほん」シリーズ1。このシリーズはポール・コックスが絵を担当するのでしょうか。印象的な色使いで版画のような味わいがいい。日本人にはなじみ深い「古事記」から採った伊耶那岐神話、須佐之男神話をざっくりとまとめて、エピソードを抽出している。神様といえど、太古のこれらの方々は、暴力的であったり、わがままであったり、親子で諍いをしたり、まぁ人間臭いこと。2021/02/26




