やまたのおろち

著者名：ふしみみさを/ポール・コックス

岩崎書店（2021/08発売）

• ISBN：9784265088423

内容説明

天の国を治める神、天照の弟の須佐之男は、悪さをして天の国を追放され、地上に降り立った。そこでむせび泣く親子から、怪物ヤマタノオロチが毎年娘を食べに来ると聞き……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[chiaki]

ポール・コックスの絵を愉しむ日本神話シリーズ。大蛇がどう描かれるのか、とても楽しみでした！うんうん、ちょっと迫力に欠けるけど、なかなかの味わい♡何よりスサノオの頭の上に乗っかったクシナダヒメが可愛い♡めでたく打ち上がる花火の画も、日本神話では絶対描かれなさそうなので、その異色ぶりが面白い。次はいなばのしろうさぎかな？楽しみ。

2021/06/17

[ツキノ]

2020年12月発行。表紙絵を見たときには「え？」という感じだったのだけれど、読んだらぐいぐい引き込まれてしまった。文章もとてもいい。神話にあまり手を出さない人も引き付けられるかも。（E60-542）

2021/02/16

[遠い日]

「日本の神話えほん」シリーズ２。どこか既視感のある色使いの版画のような絵が印象深い。お話としてはオーソドックス。わたしとしては物足りないくらい。もっとヤマタノオロチの毒々しさや獰猛さを見たかった。

2021/02/04

[たこい☆きよし]

ポール・コックスの絵、装丁による「日本の神話えほん」の第2弾はやまたのおろち。山が丸ごと動くようなやまたのおろちの描写からは、前巻同様、火山の噴火や洪水のような天災のイメージが強く感じられる。

2022/04/24

[みさこ]

日本の神話とポール・コックスの絵の組み合わせが面白い。

2022/05/06