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内容説明
マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘(あらかわひろむ)。今巻も、牛、馬、狐、犬、猫、そして……熊!?など、大型野生動物から可愛いペットまで大賑わい!! 農家の年末や絵入り農産物についてなど爆笑の農業エピソードのほか、荒川弘・編集長・担当イシイが行く、北海道十勝・2泊3日の弾丸取材旅行篇を収録。十勝名所巡り、荒川農園で親父殿と対面、さらに驚きの言霊的展開が…… !? 心の滋養強壮にどうぞ、特濃☆農家エッセイ・コミック第八弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
81
酪農をやめて、牛はいなくなってもまだまだ荒川農園にはエピソード満載。ねこちゃんやらかぼちゃやら、馬もあり、事欠かない。相変わらずの充実振りだった。★★★★☆2023/12/20
こも 零細企業営業
77
馬の話 小栗旬をオグリキャップ系列の名前だと思っていたらしい。 そして発覚する”どさんこ”の誕生話。 開拓民が夏に使った後に、冬になったら放置して開拓民は本土へ去って行って。 それを何回も繰り返した結果が”どさんこ”らしい。 マジで酷いな、、 可愛いとか言えなくなって来た。2023/12/22
マッピー
73
コロナ期のこと、鳥インフルエンザのこと、クマ被害のことなど、わりと最近の出来事が描かれていて、結構リアルに当時のことが思い出せた。コロナ明けに編集長と担当さんが行った十勝訪問ツアーも良かった。知ってる場所がたくさんあって、また出かけたくなった。特に北の屋台村は絶対。2023/12/25
saga
55
農業コミックスとして、もはや不動の地位を確立したのではないだろうか。本巻はコロナ禍と、それに伴う資材、資料高の最中を農家目線で描く、この時代の記録書でもある。酪農を廃業した荒川農園だったが、コロナ禍前の決断が奏功したのは皮肉なことだ。鳥インフルエンザをはじめ、家畜伝染病とその防疫作業も語られている。畜産に関係ない人々には知りえない過酷な現実なのだ。92~94頭目が取材旅行をそのまま使えるのも、このシリーズらしい(笑)2024/01/14
hiro
52
2年ぶりの『百姓貴族』新刊。第6巻あたりからネタ切れを心配したが、荒川農園が牛の飼育をやめても前巻は“牛”が溢れていた。今回も馬(ばんえい競馬・馬肉など)、猫、ネズミ(出荷前のカボチャをかじる害獣)、犬、リス、鹿、鳥(鳥インフルエンザ)、そして熊(駆除される前のあの恐ろしいOSO18の話も)など北海道ならではの動物ネタが満載だった。また、コロナ禍も一段落して、編集長・編集者・作者(荒川さん)の二泊三日の“取材旅行”を通して、北海道と本州の違いをあらためて知ることができた。ネタ切れの心配は無用だった。2024/01/06