双葉文庫<br> 神様の定食屋 : 4 ハレの日のさじ加減

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双葉文庫
神様の定食屋 : 4 ハレの日のさじ加減

  • 著者名:中村颯希【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 双葉社(2023/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575527100

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内容説明

両親の遺した定食屋・てしをやが大繁盛! 新たなバイトも雇い、やる気満々の高坂哲史のもとに、未練を抱えた魂たちも神様に導かれてやってくる。大切な人を失い、一筋縄ではいかない人たちの心をつなぐのは、死者たちの力を借りて哲史が作った温かな料理。エスニックな親子丼、特製ソースが決め手のアジフライ、お手製のふりかけ……。ところが、定食屋の繁盛はトラブルまでも引き寄せてしまい――? 作って食べたら心がつながる、号泣必至のハートフルストーリー第四弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

178
今作では、親子丼とアサリの味噌汁が食べたい。できればセットとして食べたいなあ。相変わらず、料理を通して、いろいろなことを気づかせてもらった。自分をよく知ること、気張らないこととかね。そして、SNSは使い方ひとつで怖いものになると、改めて実感。全部がいい話でウルウルしそうになって、これぐらいで涙を流してたまるかと思って読んでたけど、ラストの話で涙が流れてしまったのは不覚。それにしても、神様は呑兵衛度が更に上がったようで、そしてなによりフレンドリーになってる(笑)。まだまだ続いてほしいシリーズですね。2025/01/19

まさきち

102
今時の話題・問題を取り入れながら相変わらず死者の願いを叶えて成仏させていく定食屋・てしおや。終盤で神なくしての解決を迎え、なお姿を現さぬ神に話の終焉を感じたものの、最後にはまたすっとぼけた神の登場を迎え、今後も続いていくことに安心感を覚えての読了です。2025/06/11

おしゃべりメガネ

92
シリーズ第4弾です。シリーズモノあるあるですが、マンネリ感は否めなく、ついついサラサラと読んでしまいます。感動するそれぞれの話が4話で構成されてますが、やはり死者を交えた対話形式に素直に入りきれない自分が。ちょっと軽薄気味な兄のキャラに未だにハマれてないのも要因かなと。妹ともしっかり者で言うコトなしなキャラですが、なぜか親しみを感じきれず。きっと今の自分のコンディションがあまり良くないせいなのかもしれません。人にはきっと、そっとしておいてほしいトキもあるかもしれません。次作、読むかちょっと迷いますね。2024/01/10

はにこ

87
小春というアルバイトが新たに登場。どの話もじーんとする良い話だった。その中でも小春と頑固じいさんの話が良かった。今まで死者と生者を繋ぐ話だったけど、生者同士を神様の力を借りずに繋げたのに成長を感じた。血は繋がっていなくても不器用にお互いを家族のように思いあう二人にホロっときた。2024/03/19

れもん

50
図書館本。シリーズ4作目。良かった!今作も良かった!…んだけど、前作が私の中でピークだった。おじいちゃんを納得させるというお話で、キレイに纏まっていたからかもしれないなぁ。今作は「てしおや」ブームとピンチがメインなようで、そんな中でも、哲史は神様のお手伝い(?)をしていて。普通に面白かった。ぐわぁっとはこなかったけど。。2024/05/02

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