時代小説文庫<br> 菖蒲ちまき 木挽町芝居茶屋事件帖

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時代小説文庫
菖蒲ちまき 木挽町芝居茶屋事件帖

  • 著者名:篠綾子【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 角川春樹事務所(2023/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758445351

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内容説明

暦が夏を迎えた頃。芝居茶屋かささぎは、美男で評判の喜八や弥助目当ての女客や、料理人・松次郎が作る小料理を求める客で今日も賑わっていた。季節のおすすめ、茗荷料理の評判もいい。しかしそこへ、茗荷ばかり食べさせて、物忘れにさせる気だと騒ぎ出した客がいた。他の客たちも不安な顔をし始めたとき、「それは迷信だ」と武家の中間らしき男が割って入ってくれた。藍之助と名乗るその男、目下人探しをしているそうで……。重版出来大人気シリーズ、第三巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

57
芝居茶屋が舞台の物語に仲蔵という人物が登場したので一瞬クラッとしたが、旗本奴の忠誠心の物語。吉良上野介が登場する。劇中劇は「屈原」、なにかとかささぎにいちゃもんをつける「巴屋」の主の素性には謎が多い。2023/01/19

baba

31
シリーズ3作目。茗荷料理の種類の多いこと。芝居茶屋に芝居に大忙しの二人に、今作は元旗本奴が登場。まだまだ油断がならない。2023/04/22

kagetrasama-aoi(葵・橘)

30
「菖蒲ちまき」木挽町芝居茶屋事件帖 第三巻。主人公の喜八、その幼なじみの弥助(友人と言うより将に主従関係!)の個性がはっきりしてきて読みやすいです。芝居茶屋が舞台なので、当時のお芝居の様子も楽しめるし。お茶屋さんが季節のお料理に色々と工夫を凝らすのも読みどころです。粽に絡んでの “屈原” の話、そしてお芝居も楽しく読みました。これから先、喜八は役者になるのかしら?色々な想像をして読もうと思います。2024/09/23

むつこ

29
シリーズ3作目。店のかささぎ屋をしっかり商いしたいイケメン主人公・喜八に、周囲は役者にしたいと担ぎ上げていくお話なのね、と、やっとこのシリーズの展開が理解できた。ミョウガって、ずいぶん早く出回るんだなぁと不思議に思ったが、5月の「ちまき」の由来も知ることができて面白かった。2023/05/28

tomtom

14
この間茗荷入りの野菜炒めを食べたら意外に美味しくて、いろんな料理に茗荷を使ってみたいと思っていたからここに出てきた料理もチャレンジしてみたい。鬼勘が自分のところの料理人を連れてくるくらい気に入っているなんて。初めの頃の印象と大分変わった。巴屋も早いところ痛い目に合わせて欲しくなる。2023/06/11

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