ザ・ゲームスターズ（３）

著者名：オノ・ナツメ【著】

講談社（2023/11発売）

• ISBN：9784065337035

内容説明

探偵・ギャレットの叔父が巻き込まれた事件を解決したハワードとグラントは、いつも間にかギャレットの仕事の手伝いをするのが恒例になっていた。
一方で、怪しげな男から「ハワードがグラントを騙している」と忠告を受けたエマ。ハワードの娘を名乗る謎の女性が現れたことで事態は拗れ、エマの疑惑はさらに深まっていくが＿＿。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

相手の選択肢を読み取る富豪・グラントと、思考と真逆の行動を取らせるドアマン・ハワード。駆け出し探偵ギャレットが加わり、奇妙なチームが出来上がった。まだ大きな事件に関わった訳ではないが、経験値が高く観察眼の鋭い二人の安定感たるや。近づいてきたアパートの住人エマは果たして敵か味方か。ハワードの胡乱な過去が少し開示され、謎めいた敵対者の姿が顕になる。ジュリア、素敵な娘だったな、ハワードも隠さなくていいのに。

2023/11/29

[あんコ]

★★★★☆能力者の高級アパートのドアマン・ハワードと、そこの住人で資産家のグラントと2人が手伝う事になった探偵のギャレット。ここにアパートの住人のエマが近づき3人輪の中に入るがエマも実は能力者で何者かに唆されていた。エマを唆したのはハワードといわくのある人物LJで…そんな時エマはFBIの捜査官でハワードの娘・ジュリアと知り合い、やがて自分はLJに嘘をつかれていのでは？と疑問を持つようになりある行動を……。オノさん雰囲気とか間が上手だよね。エマもハワード達の仲間になりこれから話がどんな風に広がるのか楽しみ。

2023/12/02

[毎日が日曜日]

★★★★

2023/11/24

[ozoz]

エマの「私も何かをしたいわ」が素直な気持ちで好き

2024/07/22

[参謀]

ドアマンのハワードの娘ジュリアはFBIでしたか～。エマとも仲良くなり、今後の絡みもありそうです。そしてエマに近づいてきたハワードの元相棒LJ。能力を使っても彼の嘘は見抜けない…彼の能力は一体…エマはやはり本巻ではいい雰囲気を醸し出していました。全て明かし、ようやく探偵団に仲間入りです。

2024/06/29