河出文庫<br> サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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河出文庫
サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

  • ISBN:9784309467887

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内容説明

ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界的ベストセラーついに文庫化!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

104
世界的ベストセラーになったと言う歴史学者、哲学者ハラリの著作(英語版2014年)。このたび、漸く邦訳の文庫版が出たので購入。ホモ・サピエンスがいかにして地球上の支配者となったか、その歴史を辿る。幾つもの種が並存していた人類で何故サピエンスが他を圧倒し唯一生き延びているのか?現生人類に良く似た生物が姿を現したのは約250万年前。それから長い長い期間、他の生き物の中で突出することなく世代を重ねていたが、約7万年前突如、認知的能力に革命的変化が起き言語による意思疎通が可能に。これにより伝説、神話、宗教など⇒2024/03/30

優希

53
ホモ・サピエンスが食物連鎖の文明をいかに作り上げていったかが分かります。当たり前のように信じている人権は虚構であり、虚構が集団を協力に導くのが興味深かったです。歴史は統一に向かっていくのですね。下巻も読みます。2023/12/15

そうにゃん

36
先ずは上巻を読了。45億年前の地球誕生からの歴史年表が冒頭から綴られている。思っていたよりわかりやすく書かれていて興味が増していった。認知革命、農業革命について細かく描かれ、多少の知識不足でも置き去りにされることなく読み進めることができる。多くの方に手に取ってもらいたい。農業が始まってからの影響や貨幣による交易の発展など深く理解できた。下巻も期待。2024/03/10

山川欣伸(やまかわよしのぶ)

25
「サピエンス全史」は人類の歴史に関する深い洞察を提供する書籍である。認知革命、農業革命、科学革命の三つの大きな波が、人類が自然界の一部から地球上で支配的な種となるまでの過程を示している。著者は、物語を共有する能力が文化や宗教、経済システムの構築に寄与したと指摘する。また、幸福と文明の関係についても洞察を提供している。本書は、歴史を多角的な視点で捉える重要性を教え、未来を形作るための羅針盤となる。2024/04/19

ひみーり

18
Audible 広大なる人類サーガ、著者の私的感情を挟まず淡々とありのまま伝えている(事実かどうか問わず諸事情)下巻も聞いたらカラマーゾフの兄弟を読了的達成感を味わえそうだが、もういいかな。貨幣の誕生は人類を大きく変えた。2024/04/03

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