内容説明
琉球と明の間で進貢/冊封が始まった1372年以降、沖縄と福建省は600年を超える交流を続けてきた。省都である福州市には、客死した琉球人が眠る「琉球墓園」、明代に建てられた琉球人の拠点「柔遠驛」、琉球人の寄進の記録が残る「万寿尚書廟」など、その関わりの深さを証する史跡が数多く残されている。両国関係が緊張する今、あらためて先人の歩みを振り返る。
琉球と明の間で進貢/冊封が始まった1372年以降、沖縄と福建省は600年を超える交流を続けてきた。省都である福州市には、客死した琉球人が眠る「琉球墓園」、明代に建てられた琉球人の拠点「柔遠驛」、琉球人の寄進の記録が残る「万寿尚書廟」など、その関わりの深さを証する史跡が数多く残されている。両国関係が緊張する今、あらためて先人の歩みを振り返る。