内容説明
【電子版巻末には春野薫久先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
侍の亡霊、佐之介とともに御火の番の亡霊騒ぎを解決し、霊視の力が認められた里沙。
その功績により、大奥で亡霊による怪事を解決し、
記録に残す「御幽筆」という特別なお役目を与えられが、
その傍らにはいつも佐之介の姿があった。
男子禁制の大奥で、亡霊とはいえ佐之介とともに行動することに戸惑いを覚える里沙。
しかし、彼女の中で佐之介の存在はどんどん大きくなっていくようで――。
霊視の力を持つ奥女中と
記憶を失った侍の亡霊が織りなす、
感動のお江戸小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウハル
6
新吉の純粋な思いや願いが大切な人に届くよう願いながら読みました。不穏な怪僧の登場にハラハラしました。今回は良くてもこれからどうなってしまうのか。 里沙と佐之介の大切に思い合ってる素敵な関係がこの先どうなってしまうのか…とても気になる終わり方でした。2023/10/24
ミント
0
★★★★★ #NetGalleyJP 続編楽しみにしてました。 大奥で御右筆見習いとして奉公している里沙は、亡霊騒ぎを解決したことが認められたれ、大奥を彷徨う亡霊による怪事を解決し記録する「御幽筆」としての役割が与えられた。 今回は和菓子職人の新吉の大切な記憶を取り戻すため、里沙と佐之助が行動する。不穏な勢力も登場しハラハラし2023/10/06