ことのは文庫<br> 大奥の御幽筆 ~あなたの想い届けます~

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ことのは文庫
大奥の御幽筆 ~あなたの想い届けます~

  • ISBN:9784867163931

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内容説明

亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。
自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。
『そなた、大奥へ来ぬか――』
そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。
こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里沙だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて――。

霊視の力を持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、
大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

49
霊が視える人の話を4日続けて4冊目😅。「死人の口入れ屋」が強烈すぎたのでこの本は軽く読めはしますが・・。自分の子に霊が視えるってだけでこれほどの虐待するなんて。霊が視えるって結構遺伝?なんて思ったりして、この子の祖母にも「そのケ」があったなら息子である父親ももう少し配慮があってもよかろうにと変なところでリキが入ってしまいました(^^;。今回は出だしの佐之介が男前過ぎて里沙の目がちょっと羨ましくなりました。叔母・豊の子が成仏できてよかったです。大奥にはまだまだ幽霊騒ぎもあるでしょうしシリーズ化するのでは?2024/03/02

よっしー

21
前々から気になってたこのシリーズ、やっと読み進めることとなりました。亡霊が見えるが故に家族から孤立していた里沙が大奥で働くこととなり、亡霊が見えるという力を駆使してそこでの問題を解決していくお話です。大奥に出てくる女性が、想像していた以上にサバサバとしていて、女の園も悪くないのではと思える環境で驚きでした。もっとも、実際には違ったのでしょうが(笑 記憶をなくした亡霊の佐之助とも、長い付き合いになりそうかな?続編も楽しみです。2026/01/20

陽ちゃん

6
以前に新聞で紹介されていた作品。亡霊が見えることで親兄妹から虐げられてきた里沙ですが、叔母のお豊から声をかけられ大奥で働くことに。仕えることになった御年寄の野村や指導係のお松を始め、周りに恵まれたお里沙にほっとしました。(短期間に御右筆へと出世してからは、嫌がらせもあるみたいですが⋯)亡霊になる以前のことを思い出ず成仏もできない佐之介は、お里沙の近くにいることにしたようですが、彼が成仏する日がくることを祈りたいような、当分コンビが続いてほしいような⋯複雑です。2025/03/07

色素薄い系

4
舞台は大奥でも女同士の争いみたいな物はなく安心して読める。里沙の周囲の人も優しい人が多くて実家の時が不遇であった分恵まれているようで良かった。霊が何か悪事を働く訳でもなく物騒な事も起きない世界なので里沙の優しさをより際立たせていると思う。他とは違う霊である左之介の件は解決していないので2人の関係と共にどうなっていくのか楽しみです。2024/07/12

sion

4
物語の舞台がいい。大奥でも彼ならいられるわ。 大人になって特別がいい意味じゃない事を思い知ることが多々ある。それが誰かの役に立つなんて。2023/03/24

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