内容説明
父親の仇は、光國だった。傑作時代エンターテインメント第二弾!
父の死の真相を知った了助。その仇討ちを止めに入った義仙と廻国修行の旅に出る。幕府転覆を目論む極楽組と光國の因縁も絡み……。
※この電子書籍は2021年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
39
3巻目を購入した。この巻読了したはずなのに未読となってた。老いたのだねぇ2024/06/06
キムチ猫屋
12
拾人衆、幼いけど熱い!優しくて強い!彼らの想いに胸が熱くなる。義仙の問いかけ「何が許せない?」この場面、目が離せませんでした。因果との対決、義仙との旅で了助はどんどん成長していく、この旅が行き着く先は果たして!地獄なのか?極楽か?了助、愛おしいわぁ2024/11/19
活字スキー
12
【「鬼が、人に返らねば……どうする」「さて。鬼には鬼の住み処がありますが」】暴れん坊将軍ならぬ暴れん坊黄門ことヤング光國の下、拾人衆の一員としての務めに励む了助。明暦の大火を引き起こし逃走した極楽組を追って、捜査と騒動の日々が続く。大都市・江戸を舞台として権謀術数と魑魅魍魎が蠢くサスペンスはなるほど『マルドゥック』シリーズの作者らしいな、と思う。主人公はどちらかと言うとバロットよりも『ばいアス』のベルに近いけど。過去の過ちを認めた光國に代わって了助を導く存在になりそうな義仙はさしずめマイスター・レイか。2023/11/22
ふう
4
(2024.02.09)時代物はあまり読まないし、前作を読んでから時間が経っているので不安だったが、読み始めるとすぐその世界に引き込まれた。錦氷之介の生死もわからないし、極大師と光圀の対峙、そして何より了助と光圀の再会がまだなので、また続編があるのか?解説がドラマ化された時の脚本家さんで、最近問題になっている原作とドラマ化の問題にも通じる物があった。2024/02/12
takao
3
ふむ2024/08/27
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