出版社内容情報
《内容》 心臓カテーテルをこれから手がける医師のための指導書.電気生理学的検査,高周波アブレーション,不整脈疾患,ペースメーカーの項を追加し,より一層の充実を企った.
《目次》
1◆心臓カテーテル法の歴史‐右心カテーテル法からPCIまで <南都伸介> 1
1.心臓カテーテル法の始まり
2.血管造影法から選択的冠動脈造影へ
3.経皮的冠インターベンション(PCI)への歩み
4.薬剤溶出性ステントの出現
2◆装置・器具 <田内 潤> 4
A.心臓カテーテル検査室
B.装置
C.器具
D.造影剤
E.診断検査用カテーテルとガイドワイヤー
3◆心臓カテーテル検査法の準備と手技 <田内 潤> 19
A.説明と同意(インフォームドコンセント)
B.術前検査,前処置
C.血管穿刺法とその準備
D.カテーテルの操作法
4◆心臓カテーテル検査における血行動態的計測 <田内 潤> 37
A.心拍出量測定
B.短絡の測定
C.肺血管抵抗,狭窄弁口面積の算出
5◆心臓カテーテル検査における事故と合併症およびその予防と対策 <田内 潤> 42
6◆虚血性心疾患に対するカテーテル法 <藤井謙司> 47
A.適応‐インターベンション時代の適応基準‐
B.左室造影
C.冠動脈造影
7◆先天性心疾患,弁膜症,心筋・心膜疾患 <田内 潤> 104
A.成人における先天性心疾患
B.弁膜症
C.心筋・心膜疾患
8◆不整脈疾患 <奥山裕司> 121
A.細胞レベルの心臓電気生理に関する基礎知識
B.不整脈の理解に必要な解剖学的知識
C.徐脈性不整脈概論
D.頻脈性不整脈概論
9◆PCI 147
A.適応 <南都伸介> 147
B.使用器具
C.POBAの手技
D.前後療法
E.PCIの合併症
F.ハイリスク症例とsupported PCI
G.POBAによる拡張機序とPOBA後再狭窄の機序
H.New Devices <藤井謙司> 198
10◆急性心筋梗塞に対するPCI <南都伸介> 254
A.急性心筋梗塞における心臓カテーテル冠動脈造影の手技
B.心臓カテーテル,冠動脈造影検査による急性心筋梗塞の診断
C.冠再疎通療法の適応
D.冠動脈内血栓溶解療法(ICT)
E.急性心筋梗塞に対するPCIの手技
F.急性心筋梗塞に対する再疎通療法の成績
11◆血管内超音波法 270
A.血管内エコー法 <田内 潤> 270
B.ワイヤー型ドプラ血流計 <南都伸介> 285
12◆電気生理学的検査 <奥山裕司> 291
A.適応・禁忌
B.基本的な電極カテーテル配置と洞調律時の心内心電図の解釈
C.プログラム電気刺激
13◆高周波カテーテルアブレーション <奥山裕司> 302
A.カテーテルアブレーションとは
B.カテーテルアブレーションの歴史
C.直流通電によるカテーテルアブレーション
D.化学的カテーテルアブレーション
E.高周波通電によるカテーテルアブレーション
F.カテーテルアブレーション適応ガイドラインについて
G.WPW症候群(副伝導路)に対するカテーテルアブレーション治療
H.房室結節回帰性頻拍
I.心房粗動
J.心房頻拍
K.心房細動
L.心室頻拍
M.ヒス束離断術
N.合併症
14◆ペースメーカー,植え込み型除細動器 <奥山裕司> 335
A.ペースメーカー
B.両心室ペーシング,心臓再同期療法
C.植え込み型除細動器
付録 インターベンションに関連する多施設共同研究ならびに類似研究 352
索引 374
内容説明
本書は21世紀を迎える節目に当たって、20世紀の心臓カテーテル技術の膨大な成果をテキストブックとしてまとめるために企画された。
目次
心臓カテーテル法の歴史―右心カテーテル法からPCIまで
装置・器具
心臓カテーテル検査法の準備と手技
心臓カテーテル検査における血行動態的計測
心臓カテーテル検査における事故と合併症およびその予防と対策
虚血性心疾患に対するカテーテル法
先天性心疾患、弁膜症、心筋・心膜疾患
不整脈疾患
PCI
急性心筋梗塞に対するPCI
血管内超音波法
電気生理学的検査
高周波カテーテルアブレーション
ペースメーカー、植え込み型除細動器
著者等紹介
堀正二[ホリマサツグ]
大阪大学教授
南都伸介[ナントシンスケ]
関西労災病院部長
田内潤[タノウチジュン]
大阪労災病院副院長
藤井謙司[フジイケンシ]
桜橋渡辺病院副院長
奥山裕司[オクヤマユウジ]
大阪警察病院副部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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