講談社青い鳥文庫 人狼サバイバル 暗中模索！ 小学校の人狼ゲーム

著者名：甘雪こおり【作】/ｈｉｍｅｓｕｚ【絵】

講談社（2023/04発売）

• ISBN：9784065312452

内容説明

赤村ハヤトは怒っている。伯爵という謎の人物に、命がけの人狼ゲームをたびたび強いられ、本当に命を落とすこともあった。今回もある小学校に、参加者が集められた。ルールは簡単だ――「狼が隠した心臓を見つければ、勝利となる」。
　村人陣営は知恵をしぼり、狼への質問と投票で、答えを導き出そうとするが、そこには予想外の落とし穴が――！！
＜小学中級から　すべての漢字にふりがなつき＞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[陸抗]

今回は、人狼の正体が最初から明かされ、人狼の心臓の隠し場所を当てるゲーム。嘘をつかない人狼って、もう違うゲームじゃ…。心臓を隠す場所に頭を使うだけで、あとはほとんど動かないし。共犯者が嘘で撹乱してたけど、どこか物足りない。次はハヤト達が作ったルールでってことだけど、また人狼とは違うゲームなのかな。

2023/07/10

[こゆ]

小4、一人読み。春から一番繰り返し読んでいるシリーズ最新刊（12作目）。

2023/06/21

[イカまりこ]

今回は人狼とはちょっと趣向を変えたゲームだった。最初から狼は分かってて狼の隠した物が何か当てるゲーム。面白く読んだけど、やっぱり人狼ゲームではないなぁ。今後の展開として、人狼以外がメインになっていくのかしら？次回はハヤトたちが考案するゲームに伯爵を参加させるようだし。人狼だけで続けるのは難しそうだもんね。参加者のプライベートにも突っ込んでいく流れなんだろう。黒板や黒板消しを知らないセレブなメンバーには驚いた。黒板使ってない学校なんてあるのか？

2023/06/30

[HASE, Moto]

悪魔を従えた最凶のゲームマニア「伯爵」は、これと見込んだ少年少女たちを特殊なステージに閉じ込め、命懸けの人狼ゲームを強いる。 今回ハヤトたちが参戦することになったのは、人狼ゲームに似て非なる「心臓さがし」。 駆け引き、心理戦、推理にハラハラするのはもちろんのこと、各々が背負った事情や譲れない信念のドラマが交錯するのがおもしろい！ 新キャラのカリュウがハヤトの相棒を務める場面があるけれど、大人びてサバサバした印象の中にも危うさが見え隠れする彼女、とても気になる。次回は誰が出るんだろう？

2023/06/04

[おひさま家族]

中2次男読了。

2023/08/16