講談社青い鳥文庫 人狼サバイバル 戦慄恐怖！ 氷点下の人狼ゲーム

著者名：甘雪こおり【作】/ｈｉｍｅｓｕｚ【絵】

講談社（2020/11発売）

• ISBN：9784065213582

内容説明

最高にハイレベルな人狼ゲーム！？　スノーボードを楽しむハヤトの前に、伯爵が再び現れた。今回のゲームの参加者は全員が経験者で、さらに狼陣営には一晩で二人を襲撃できる史上最凶の敵・双頭狼がいるという。狡猾な手口でみんなを騙す狼を前に、打つ手のないプレイヤーたち。ハヤトは無事勝ち抜き、全員を守りきることができるのか！？
＜小学中級から　すべての漢字にふりがなつき＞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nishiyan]

スノーボードを楽しむハヤトの前にまたも伯爵が現れ、ウサギ、カラス、ウマノスケ、ムササビ、クジラ、マムシの過去に人狼ゲームに参加経験がある6人と最高難易度の人狼ゲームに挑むシリーズ第5弾。前作同様に昼のゲームをクリアすると襲撃を回避できるシステムは健在。そのゲームにも罠があってとハラハラドキドキの展開は相変わらず面白い。狼側の狡猾な戦術がハマっており、最後までハヤトを苦しめていたのが印象的。4回のゲームをくぐり抜けたハヤトでも先入観にとらわれてしまうとこうなるのかと。ついにあの方が参戦する次巻が楽しみです。

2020/12/04

[イカまりこ]

ゲームに参加したことのあるメンバーだけに、ルールの飲み込みが早い。二人ずつの顔見知りと天才ゲーマーのカラスくんという組み合わせも、狼陣営村陣営をぐちゃぐちゃにさせるポイントでおもしろかった。ミステリーでは重要な雪のクローズドサークル。初歩的なミスでピンチにたつハヤト。他人を身代わりにするのに罪悪感のない狼だったから、最後判断ミスしたのかもね。だからギリギリ勝てたのかも。正直、私の狼予想は全然違ってたw パンダのウサギを吊って結果を見るか、黒見つけたマムシを吊るか。柱発言のウマは絶対吊っちゃダメだと思った。

2021/03/05

[こゆ]

新小4、一人読み。シリーズ5作目。この春休みに猛烈にハマり、シリーズ全巻を大人買い。

2023/04/08

[アキナ]

家族とウィンタースポーツを楽しんでいる所を山小屋で伯爵の人狼ゲームに巻き込まれてしまう。前回と同様、日中のゲームをクリアすると夜の襲撃が免除されるシステム。これはキャラが少ないからしょうがないかなぁ。必然的に誰が襲われるかの恐怖よりも、誰を吊るかの心理戦になっていく。少しの油断が自分の首を絞めることになってしまったけど、今回は狼グループの策略が見事でした。いよいよ伯爵を引きずり出すことに成功したハヤトとウサギ。息子は次でラストかも！！と盛り上がっています。

2020/11/15

[ＡＫＩＲＡ]

まなびライブラリー（６月分）

2021/06/30