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内容説明
CEOと従業員の経済格差が千倍以上の巨大企業への犯行予告があった。それから3年、犯行予告された企業の一つ・ワイルドスペース社がロケットの発表中に襲われた。さらに日本のロケット発表会の現場も襲われる。その放送を見ていた石井大良は、幼少時父親を殺したと思われる男の顔をそこで発見。彼を追うなかで大良は、彼が所属する組織「ダーウィンクラブ」の存在を知った。何とか組織に近づくため、運送企業トロイに潜入を開始。企業に潜入していった大良は、次第にクラブが求める人間を知り、彼らに近づく行動をとっていった。そして爆発事件に関わってしまった大良のもとに、クラブから連絡がきたのであった…。怒濤の展開! 格差と陰謀が紡ぐクライムサスペンス!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
7
★★★+2023/02/16
コリエル
7
タチの悪い選民思想秘密結社の姿が見えてくる。冗談のような設定だが、事実とは往々にして悪い冗談のように聞こえるもので、こういうソサエティがあってもおかしくないなというリアリティを感じる。いつ吊し上げを喰らうかとヒヤヒヤしながら一冊読んだ。2023/02/14
笠
4
4 新刊読了。ダーウィンクラブに深く潜入していく大良。怪しげなイニシエーションの儀式はカルトそのものだけど、組織の根源的な存在意義はナチスの提唱していた優生思想の体現にあるようだ。その手段として「淘汰」と「生殖」が行使されている。しかしなぁ、一部の組織の人間がちょこちょこテロで数人か数十人か殺してさ、上級会員が一生懸命子供作ったってさ、80億人からいる人類全体の行く末に少しでも影響を与えられると本気で思ってんのかね?また、先鋭化すればするほど優生思想と社会正義って食い合わせ悪いと思うんだよな。2023/02/25
じゃすみん
1
刺青! もうずっと手前からやばい道を選んではいましたが、いよいよもう取り返しつかず引き返すことも出来なくてハラハラ 2023/05/12
皐月
1
内部に潜入まで。闇(?)に近づいていそうで、次巻がとっても楽しみです。 2023/03/12