Kラノベブックス<br> 悪魔公女2

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Kラノベブックス
悪魔公女2

  • ISBN:9784065307342

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内容説明

――光溢れる世界の夢を見る。
家族。学校。友達。電車。バス。映画。本。
『私』は光の世界で成長し……最後に白い部屋の中で、闇に包まれた。
夢から覚めると、魔界と呼ばれる世界で小さな一体の悪魔になっていた。
「――帰りたい――」
『私』の心に広がるのは、夢で見た光の世界への憧れ。
そしてある日、目の前に現れた『召喚門』に飛び込む。
再び『私』が目を覚ますと、人間の赤ん坊として生まれていた。
そこは神聖王国。「帰りたい」と願った世界とは異なる人間の世界。
悪魔でありながら、赤ん坊の力しかない『私』は恐怖する。
自分が悪魔だということは隠し通さなければ――……。
さあ、愛しき人間たちよ。
その絶望を“悪魔《わたし》”に捧げよ。
などと前世で言う厨二病的見得を切って、ベッドで黒歴史に身もだえした私、ユールシアも五歳になります。そうしたら、国王陛下であるお祖父様の一声でなんと誕生日は王城と王宮で行うことに。王位継承権を持つとは言え、私は大公家の娘なのにいいんでしょうか?
でも、そのパーティーでついに会ってしましました。私が美味しく頂いたアルベティーヌ様の娘である“お姉様たち”に。いきなり真っ赤な果実酒を私にぶちまけてくる悪意に、嬉しすぎて顔が引きつりそう。
そして、私に四人の従者が与えられました。まったくやる気の欠片もない怠惰で身勝手で貪欲な人材ばかりです。お父様の人選は素敵ですね。
最後に、『月夜の茶会』を主催する『白銀の姫』。血の匂いがする彼女の招待に応じるのも面白そう。
悪魔である私にとって、五歳の日常はなかなかに楽しいものになりそうですね。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ささきち

10
今回どんな話かな?と思ったが口絵からもうあの子達が召喚されちゃうのねwとなり、あの子達を呼び出すほどの事態ではなんだろな?と思いながら読んだわけだが…ちょっと無理すぎては?という展開に私は困惑ですよ。前回の騒動で家を潰された子供を引き取りユルに渡すのは有能ならわからんでもないが、ガチの害悪をなんでユルの側付きにしたのか本気で理解できなんだよ。ちょうど4人だしこいつらを使うんだろうな〜というメタ読みはできるんだけどその他が雑すぎて少しイライラ。バカは死んで最高の従者と戦力にオトモダチを手に入れて次は何を 2023/05/24

3
可愛い弟子たちと再会して、お友達ができました。2023/07/06

bulbul

3
ユールシア🆚吸血鬼!!人間界に危機が訪れる……事はなく、ユールシア無双再びです。 「ゆるふわ悪魔」の名に偽りはなく、ミステリー・コメディ。いたるところにコメディ! 笑ってゾッとして。 次巻「暗い獣」の望みは叶うのか、悪に立ち向かう姉(笑)の奮闘は! 楽しみです。2023/02/05

Junta

0
★★★★★ ゆるいアクマ生活。配下が増えました。引き続き面白い。続きが非常に楽しみである。2023/06/17

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