電撃文庫<br> わたし、二番目の彼女でいいから。5

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電撃文庫
わたし、二番目の彼女でいいから。5

  • ISBN:9784049146882

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内容説明

あれから二年。俺は逃げるように京都の大学へ進学し、鬱屈した生活を送っていた。
 だけど二人の女の子、遠野あきらと宮前しおり。そして、こんな俺すら受け入れる友人のおかげで、毎日は徐々に色づき始める。この心地よい男女グループがいつまでも続くように。今度は絶対に恋に堕ちないように……。
 それなのに。

「逃げないでください、桐島さん! 私の気持ち、ずっと知ってたくせに!」

 過去への悔恨と、新しい恋。狭間で揺れ動く波乱の大学生編、開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナギ

59
大学生編が始まり、全ての関係はリセット……されているわけはなく、さらに混迷を深める予感がひしひしと伝わってきます。 もう恋なんてしない(槇原敬之)を主題歌にしても良いような大学生編のスタートでした。それにしても何でこんなにモテるのかは謎です。2023/01/07

芳樹

53
表紙の構図が第1巻と同じであることは、この新ヒロインたちの末路を示唆しているのか?そして彼女たちが桐島とどう関わっていくのか?ドキドキしながら扉を開く。前回のエピローグからは想像できなかった新展開でした。過去を悔やんで自戒する桐島ですが、思考と行動の方向性の「どうしてそうなるの」感はこれまで同様なので安定した面白さがあり、今回も登場するツッコミ役の一言も楽しい。過去の悔恨と新しい恋の間で揺れ動いていた桐島が新しい方向へ歩き出すまで描く大学生編の序章は、そう簡単には終わらない。今後の展開が実に楽しみです。2023/01/07

よっち

40
あれから二年。逃げるように京都の大学へ進学し、鬱屈した生活を送る桐島。しかしまた新たな出会いから、過去への悔恨と新しい恋の狭間で揺れ動く大学生編の第四弾。新ヒロイン遠野や宮前、彼を受け入れてくれた友人の存在もいて、新しい居場所で友人の恋を応援する桐島。けれど前半のキラキラするような大学生活も、蓋を開けてみれば相変わらずの欺瞞に満ちていて、思ってもみなかった再会、周囲がいい人たちで良かった…としみじみ思った結末は新たな波乱の始まりでしかなかったんですかね…。不憫な浜波劇場は今回も健在でキレキレでした(苦笑)2023/01/07

rotti619

31
高校時代最悪の結末を迎えた桐島が、誰にも告げず1人京都の大学で新しい生活を送り始めるお話。着流し姿で男しか居ないボロアパートで釣った魚を焼いて生活しながら、友人の恋を応援する等、昭和の世界感溢れる姿が序盤描かれているが、そこは二番目彼女。後半になるにつれ思わず「うわぁ…」となる展開。これだけ不純100%な作品も珍しいが、目が離せないし桐島を憎みきれないのは、彼が太宰治ばりのクズなのに、どこか同情してしまう所。ラストの状態で次巻を迎える彼も心配だが、ヒロイン達が現状を理解しきれていないのがさらなる修羅場へ。2023/01/10

真白優樹

28
前巻の騒動から二年、京都で書生風の大学生活を送る桐島が新たな青春を始める今巻。―――傷は刻み消しきれず、愛はその身を離さない。 どこか古典文学的な青春を過ごす前半から、遠野や宮前といった新たな女性達、そして浜波や早坂さんといった過去の女性達が絡みだし一気に不穏さを出してくる後半に繋がっていく巻であり、無明の底なし沼に引きずり込まれる、やはり一筋縄ではいかぬと教えてくれる巻である。始まる新たな青春に絡むのは、忘れられぬ彼女の影。果たしてそれが本格的に絡む時、京都は何に染まるのか。 次巻も勿論楽しみである。2023/01/10

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