内容説明
俺と早坂さんは、互いに一番好きな人がいながら「二番目」同士で付き合っている。そして本命だったはずの橘さんまでが「二番目」となったとき、危険で不純で不健全なこの恋は、もう、落としどころを見つけられない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
61
橘さんが二番目の彼女になったことで、ヤンデレ化が加速する早坂さんと、徐々に壊れていく橘さん。異なる2人の歪んだ愛情に溺れていく桐島の様子が実に生々しいですね。 そんな中で淡い恋心を抱く新キャラの浜波恵と桐島のコミカルなやり取りが良いアクセントになっていましたが、文化祭の一件を受けて柳先輩との関係がどうなるのか、そして早坂さんの提案で3人の関係はがどうなるのか続きが楽しみです。2022/01/09
わゆ
48
ぐちゃぐちゃの四角関係物語、第2巻。どのヒロインも、だんだんと歯車がズレ、ネジが吹っ飛び、恋心を暴走させていく。何が起きても破綻しそうな、綱渡りのような物語が展開されていくのだが、どのフェーズにおいても修羅場展開にならない絶妙なバランス感覚で、どこに飛び回るか分からないジェットコースターのような本巻。筆者様、お見事。また本巻ではサブキャラが登場するのだが、この関係について遠巻きから可愛く反応してくれて、物語の良い癒し枠になっていて大成功。そして1巻同様に「うわ…」となる最後の一行。神巻、ここに極まり。2022/01/12
よっち
44
「私、二番目の彼女でいいから」その言葉に甘え、みんなに隠れていまも悪いことを重ねる司郎。大胆になってゆく好意の果てで、落としどころを見つけられない彼らの危うい関係が崩壊してゆく第二弾。100%の彼女を目指して形から入ろうとする危うい雰囲気の早坂、互いに言い訳をしながら競うように司郎との距離を縮めていこうとする橘。このままが続くわけがない、甘美で嫉妬にまみれた綱渡りな恋の果てにあった文化祭は、この物語の縮図ともいうべき展開でしたけど、想いを隠せなくなる中で最後の提案は機能するのか続巻に期待したいところです。2022/01/08
ナギ
43
文化祭を迎えるに当たって関係性の確認から始まり、新たな後輩キャラも出てきてさらなる泥沼かと思いきや、四角関係で事は進む。若さ故の暴走もあり、若さ故に越えられない一線もあり。ネタバレなしで語るには厳しいのでぜひ読んでくださいとしか言いようがありません。青春というより人間くささが感じられる作品です。2022/01/08
佐治駿河
40
これはヤバイ。作品に魅入られて、物語の中に取り込まれてしまった。久々にこのような感覚になり、私はこのような体験を求めて読書をしていたことを思い出させてくれた。読んでいる読者の私の感情の振れ幅も大きいですね。多くの方が書いているように主人公はクズですが、主人公を取り合う二人のヒロインも大概の性格をしていますね。ヒロイン達も恋愛感情だけで主人公を取り合っているのではなく、彼女たちのアイデンティティや矜持、独占欲などなど、ねっとりとした感情が奥底にありそれらによって突き動かされている部分もあるように感じました。2026/06/10
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