電撃文庫<br> わたし、二番目の彼女でいいから。6

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電撃文庫
わたし、二番目の彼女でいいから。6

  • ISBN:9784049151282

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内容説明

三年ぶりに会う橘さん。彼女の感情はあの時から変わっていなかった。まるで子供が宝物を扱うように、想い出を握りしめたままで……。
 けれども俺には遠野との未来があって、誰もが傷つかず、幸せになる落としどころを探さなくちゃいけない。
 早坂さんと感傷的な気分に溶け合うのも、宮前からの誘惑だって、すべては一過性のものであるはずだ。
 だからこの関係は、否応なく沸き立つ感情は、今度こそ隠し通さないと――。
 大学生編、再びの泥沼へ突入。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

40
成長したところと変わらないところが同居する橘との三年ぶりの再会。桐山は彼女である遠野の存在を意識しつつ、誰もが傷つかず幸せになる落としどころを模索する第六弾。かけがえのない想い出を握りしめたまま声を失っていた橘。そして水面下で感傷的な気分を密かに共有する早坂の存在感が密かに増してゆく一方で、桐島への依存具合が進んでいるようにしか見えない宮前に不安を覚える遠野。そのまま終わるわけがなく、むしろ浜波のツッコミが冴え渡るこんな展開が読みたかったわけで、このカオスな状況を遠野がどう受け止めるのか続刊が楽しみです。2023/07/07

わゆ

26
波乱の京都・大学編の第2幕。高校時代の“2人の彼女”、今の彼女、そして自分に“依存”する女の子の4人に囲まれる主人公。自身を愛を与えるエーリッヒと称し、様々な問題に対処しようとするが、6巻まで付き合った読者こそ感じられる「嫌な予感しかしないよ桐島。」的な感情を抱きながら最後まで楽しく読み進めることができた。大学編ということもあり、性描写も強めになってきており、ヒロイン達の熱や匂いが生々しく読み手に伝わる文章がますますの強くなっているのも良い。桐島エーリッヒ、ここ(6巻)に眠る―――。2023/07/07

なみ

22
“京都を地獄にする気か~!!” ちゃんとした彼女を作った桐島だったが、平穏な恋愛ができるわけもなく──。 元カノの参入、宮前の彼氏作りのサポート。 他にもヤバいイベントが盛りだくさんでした。 相変わらずのどろどろっぷりに、むしろ安心さえしてきます。感覚が麻痺してきてますね。助けて。 そしてラストのホラー展開はさすがです。鳥肌が立ちました。2023/07/17

真白優樹

19
橘さんと三年ぶりに再会し、早坂さんと傷をなめ合い、宮前に向き合い。全てを両立しようと桐島が頑張る今巻。―――その根本が変わらぬならば、辿る道はいつも同じ。 変わっていこうとするもの、結局変わらぬもの。哲学者に憧れ気取って何とかしようとする桐島が根底を見抜かれより混沌に踏み込んでいく巻であり、更に頭が痛くなりそうな地獄が開いていく巻である。最早地獄は避けられぬ、それどころかかつてよりもより混沌に。泥濘の如き無明の中で集ったヒロイン達の誰が、桐島を射止めることになるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2023/07/17

椎名

19
桐島エーリッヒ、アルティメットプラン、そんなことを言いながらも行動は全く変わらず。変えようとしていたことは認めるが、なるべくしてなったオチと言えよう。どこに行き着くか先は全く見えなくなったが、このまま綺麗にアルティメットプランを遂行して終わらせられたら選ばれなかった他三人が被害者にしかならないと思っていたので個人的には非常にワクワクさせられる終わりかた。宮前がようやく他ヒロインに並び立った感覚があるのでそれも嬉しい。次巻に期待。2023/07/12

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