集英社オレンジ文庫 ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人７

著者名：小湊悠貴【著】/井上のきあ【イラスト】

集英社（2022/12発売）

• ISBN：9784086804806

内容説明

翌年５月に開催されるブライダルフェアに向けて、猫番館の人々は準備に取りかかり始めていた。初めての大がかりなイベントだけに、パン職人である紗良もできる限り協力をしたいと思っていた。秋も深まるある日、オーナーの綾乃に依頼されたドレスデザイナーの親子が猫番館にやって来る。彼女たちはフェアに合わせて新作のウエディングドレスを発表することになっていた。だが、娘の花帆は、要の中学の同級生で元恋人だった。思いがけない再会にうろたえる二人――。そんな中、紗良が花帆のドレスのモデルをつとめることになり……？　いよいよクライマックス目前の第７巻！

目次

Check In　ことのはじまり
一泊目　純白の職人道
Tea Time　一杯目
二泊目　ホテリエの矜持
Tea Time　二杯目
三泊目　師匠に捧げるフルコース
Tea Time　三杯目
四泊目　羽ばたきのブレッツェル
Tea Time　四杯目
Check Out　ことの終わり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[涼]

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/01/post-dd4409.html ようやく、要と紗良は気持ちを確かめ合ったのでしたが。いつも楽しいし、もう一巻くらいあってもいいかなぁ。

2023/02/26

[ツン]

ホテルクラシカルのメンバーの過去とのつながりがあるお話ばかりで、「まさか最終巻じゃないよね？」と心配になったけど、違いました。二人の仲も進展したし、次も楽しみです。あえて言うなら、紗良のウェディングドレス姿が読みたかったけど。。

2023/01/04

[坂城 弥生]

天宮の修行時代や沙良と師匠のお話とか過去を振り返る物語が多かったかな。

2023/04/08

[みにみに]

横浜にある猫番館はいつだってホスピタリティ溢れる素敵ホテル。パン職人紗良とシェフ隼介、それぞれの師匠との思い出が語られてややノスタルジックに。鈍行列車だった紗良と要の関係もようやく進展してきていよいよ今後が気になる展開に。個人的には看板猫マダム視点の幕間が好き。

2022/12/24

[ネムコ]

じれじれカップルだった紗良さんと要くんが急接近。相変わらず良い人しか出てこないストレスレス・ストーリー。看板猫のマダムのパートは良い箸休め。ひょっとして次巻がラスト？

2023/01/21