内容説明
音立てる圧倒的描写力!! 大剣聖をもねじ伏せた必殺剣 秘剣対秘剣、因縁の激突!太平の世を乱さんとする陰謀 闇で蠢く幕府最高権力者――仙洞御所で大帝の悲痛な願いを受け止めた浮世絵師宗次。だが、その前に現れた弁慶なる巨躯侍。名刀を狩るべく修羅の豪剣が宗次に唸りを上げる。一方、強大な公家勢力と六波羅組の激突は迫り、京に最大の危機が! 幕府の影までが蠢く中、大剣聖と謳われた父でさえ勝てなかった天才剣に、宗次はいかに挑むのか!? 祥伝社文庫創刊三十周年記念特別書下ろし作品「悠と宗次の初恋旅」を収録 ※電子版に口絵は含まれません
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
117
浮世絵宗次日月抄「皇帝の剣(下)」11巻。揚真流兵法二代目対嵯峨飛天流二代目の対決、大剣聖養父梁伊対馬守隆房でも勝ちを得る事が出来なかった嵯峨飛天流を宗次さんはついに打ち破りましたね、これにて幕府の陰謀は潰え門田時代劇終了。書き下ろし「悠と宗次の初恋旅」ホットひと息させてもらえました。2016/03/22
へたれのけい
5
活字が突然ゴシック体になったりするのは、読者が解りやすくするサービスなのかな?(ここ重要、試験にでますよ的な)。 ま、下巻で全て収まる処に収まりました。嫌いでないです。2015/12/15
そら
4
帝に会うまでが長かったせいか、下巻ではあっという間に物語が進んでいった印象が☺。みんなの想いを背負って、宗次がドドンと悪者を成敗してくれました。最後が呆気なさすぎて、ん?ってなりましたが。続いての書き下ろしでちゃんと物語が締まってよかったです(∩´∀`∩)。2019/12/26
とく たま
3
遊びや浮わついた事のない時代小説。浮世絵宗次の京での活躍と不思議な出生の繋がりを見せる。史実と重なる面白さがたまらない。2023/01/05
へたれのけい
2
おまけの書き下ろし。気軽の読めて面白い。2024/10/23