辺境の老騎士 バルド・ローエン（９）

著者名：菊石森生【著】/支援ＢＩＳ【原作】

講談社（2022/10発売）

• ISBN：9784065294642

内容説明

新感覚グルメ・エピック・ファンタジー、コミカライズ第９巻！！

老騎士バルドから、悩める若者たちへの贈り物。

バルド一行は森の中の美しい泉に留まることにした。
身体から闘いの疲れが抜けていくうち、
バルドの目に映るのは旅の仲間の様子。

しがらみと戦う女騎士、
そして過去に囚われもがく赤鴉。
彼らのためにきっと何かができるはず。

自分の身体に刻まれたシワは
ただの飾りではないのだから。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

カーズ・ローエン。新たな名前と騎士の誓い。滝壺から動いてないのにみんな新生していくの素敵。

2022/11/27

[てんてん(^^)/]

旅の途中、一行は美しい滝のほとりに野営する。前巻でヴェン･ウリルがひき起こした凄惨な事態に、そして彼の暗黒にどう対処するのか気になっていたが、バルドの出した答えは、予想を遥かに超えていた。それはヴェン･ウリルを丸ごと受け入れる、聡明にして愛に溢れた判断で、読んでいて鳥肌が立ってしまった。ジュルチャガが羨むのも無理は無い。／そしてもう1人。厳しい鍛錬の中で、物理的、精神的に鎧っていたものをひとつひとつ脱ぎ捨てていくドリアテッサの姿が描かれる。少しずつ解放されていく彼女の安らぎがとても心地よく感じられた。

2023/01/28

[Ｏ型のガーベラ]

一気読みしたけれど、この巻が一番好きかもしれない。

2025/04/20

[毎日が日曜日]

★★★★

2022/10/22

[YS-56]

経験から伝えること。振り返ってみて、自分はできているだろうか…。

2022/10/25