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内容説明
金も名誉も捨てて、老騎士バルドは死にゆくための旅に出た。ひとりぼっちで美味しいご飯に舌鼓を打ち、ひとりぼっちで見慣れぬ景色に感嘆する。死に場所を探す旅路はひっそりと始まった。しかし、彼は知らない。それが新たな冒険の幕開けとなることを。辺境の大領主コエンデラ家が引き起こす争いにバルドはいつの間にか巻き込まれていく――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
48
原作未読。絵はすごくきれい。料理メインかと思ったら思ったよりバトルしてた。姫様今どうなってるんじゃろ。2017/03/19
近藤
38
原作はテンプレ要素を一切扱わないにもかかわらず、一時期なろうの顔とまで言われていた実力派作品。この時点で稀有な作品なのだが、漫画化に際してここまで原作愛にあふれた漫画家が現れたのはファンとしては幸福と言わざるを得ないだろう。オリジナルシーンが追加され、カットされた原作エピソードがあり、さらには多少肉付けされたキャラがいるにもかかわらず、スタッフの原作への愛と理解が全てを良い方向に向かわせている。なろう原作漫画は非常に外れが多い。人気作すらひどいコミカライズをされがちな今、極めて誠実な作品と言えるだろう。2017/03/22
瀧ながれ
32
原作既読。原作のイラストの、飄然としたバルド・ローエンの印象が強いので、このコミックの、どっしりと存在感があるバルドにすこし不安を覚えていたのですが、読んでみたらなんのなんの、表情豊かでチャーミングで、強さに説得力がある頼もしいバルドでした。おいしい魚を食べたときに、いちばんいい笑顔になるあたり、バルドに違いない(笑)。これは楽しみなコミカライズです。あのキャラクターやあのエピソードを早く見たいです。ヴェン・ウリルも、シャープで天然物騒なデザインになっててるし、アイドラさまも文句なしにかわいい美しいです。2017/03/19
ぐっち
30
辺境の老騎士のコミカライズ。原作を生かしつつも上手くアレンジしてあるように思う。バルト・ローエンがかっこいい。若き日の叶わぬ恋、定年後の冒険、おいしい食、こうありたい日々が詰まっている。2018/08/04
辺辺
27
思いっきりファンタジー。老騎士バルドの冒険譚。まだまだ序盤という感じですかね。若き頃の話も入ってて、結構読みやすい。騎士を引退して死に場所を探して旅するのだが、まさか新たな冒険をすることになる~ってなイントロかな?(原作知らないけど、爆)渋いおじさんは大好き、愛馬スタボロスも賢くてかわいいな。密かにアイドラ姫と両想いだったのでは?実在する食べ物や飲み物ではないので、どれだけ美味しいって言われてもピンと来ないのがちょっぴり残念だが。2019/12/13