内容説明
「姫様のお命、お守りにまいりました」黒装束の男が美しい声で、ゆめ姫にささやいた。その翌朝、将軍家御側用人池本方忠は、大奥総取締役の浦路に呼びつけられる。ゆめ姫が眠っている間に、姫を守っている者たち十三人が殺されたという。一方、芝にある小さな洞窟から骸が発見された。どうやら五年前に神隠しにあった北町奉行所の同心らしい。ゆめ姫は、犯人探しに協力するが……。続々重版の大人気シリーズ、熱望の書き下ろし新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
66
ゆめ姫事件帖「からくり夢殺し」 7巻。夢と現実がごちゃごちゃになって???でした(~_~;)2020/09/12
ひさか
3
2020年4月ハルキ文庫刊。書き下ろし。シリーズ9作目。これほど大掛かりな事件とは思いませんでした。夢世界、現実世界と謎な展開を進めて、最後に纏めてしまう手腕はさすがです。面白く読めました。ゆめ姫ってお菓子ばっかり食べてますね。2020/07/24
羽衣慈
2
あまり面白くなかったです。 鬼平と同時進行で読んでいるせいか池波正太郎さんとの筆力の差がありすぎて。2020/06/09
シトラス
1
ゆめ姫と慶斉さまのなかも進展しないまま、信二郎の気持ちもゆめ姫にではなく、調べに上がってきた女に向けられたりゆめ姫の気持ちも真夜中に命を助けてもらった忍びのものに向いたりとなかなか進展しないまま。 忍びの四郎だか五吉だかは一体どうしてゆめ姫の危険を知ったのか?また同心とどうやって知り合って、仲良くなったのかとかよくわからないままだった。 段々こんがらがって来たなー。2021/04/05