内容説明
現将軍の末娘“ゆめ姫”は、美しさに加え、聡明で好奇心旺盛であり、生母譲りの常人にはない力を持っていた。それゆえ、姫は側用人池本方忠の屋敷と江戸城大奥を行き来する特権が与えられていた。そんなある日、池本家で、そば羊羹の作り方を教わっていた姫の元に、南町奉行所同心の山崎がやって来た。殺しの件で、姫の力を借りたいという。一方、姫は許婚の一橋慶斉様のことが気になり、文を届けてもらうことに……。「余々姫事件帖」シリーズを全面改稿。装いも新たな人気シリーズ「ゆめ姫事件帖」第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
103
ゆめ姫事件帖「秘密」3巻。さまよえる霊を救うために、不思議な力を活かして事件を解決する姫様。許嫁の一橋慶斉様のことも気になりだしたんですね、信二郎さんとはちょっと無理がありますよね。2017/10/27
ううち
8
第3弾。許嫁の慶斉さまも不思議な力あり?信二郎も気になる存在ではあるけど本人にその気はなさそうかな。いずれにしても気になるところ!2020/10/19
ミド
6
ゆめ姫だけじゃなく慶斉さまにも不思議な力があるのか。二人のやり取りがもう少し増えるといい。少々都合が良すぎる能力だけど、幽霊に寄り添うゆめ姫の姿勢は好感が持てる。やんごとなき姫なのに町娘に興味があったり、料理ができたりとかわいらしい。2023/01/05
ゆ〜や
4
ゆめ姫の力が増してきてるのか、いよいよ眠って夢を見なくても死者と会話できる時間が長くなってきた。というか生きてる人相手と変わらなくなってきてる気がする。事件解決のためには悪くないんだろうけど、色々と気を煩わせる事も多くて大丈夫なのかな。2016/11/11
たま
3
美人で異能力があって身分も高いとかまさに小説の中の話だなぁと今更ながら思ってしまいました。表紙の姉様人形と猫は夢に出てきましたね2018/06/06




