あの子の子ども（４）

著者名：蒼井まもる【著】

講談社（2022/09発売）

• ISBN：9784065291757

内容説明

「中絶はしない」と決意した福。
変わっていく周囲の環境や、向けられる社会からの好奇の視線に宝と福はどう立ち向かっていくの――？

「高校生の妊娠」というテーマを真正面から描く、新たな少女漫画、待望の第４巻発売！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[★なおぴんコ★]

出産への準備をすすめていく福ちゃん。母子手帳の受け取り、初めての妊婦健診、福ちゃんの産まれた産院で中々濃いキャラの先生だったけど、私が出産した個人の産婦人科の先生もこんな感じだったな(笑)学校との在学から卒業までの交渉も。やっぱ卒業は難しいのかな？それでも担任教師に「先生、サポートする義務があるんでしょ？私には卒業する権利があるんだよね」と喰い下がる福ちゃん。強くなったね！クラスメイトや親友の矢沢とJKらしくたむろする福ちゃんにじーん。でも、1人で抱え込んで頑張れば頑張るほど孤独に。心配な終わり方です。

2023/01/01

[みやしん]

妊娠のメカニズムだけが性教育に非ず。順番にしかし次々乗り越えなければならない行政的制度と、できれば厄介払いしたい立ちはだかる学校制度。これまでは好意的な周囲に恵まれていたが、遂に影に日向に現れだす悪意なき悪意。父親も教師も、その心中を察すると果たして無理解だと非難はどこまでできるだろうか？

2022/10/09

[Decoy]

時間が経つにつれて、現実を受け入れられない人が増えてくる…。子供に読ませたい。

2023/06/01

[のん]

これが現実。全高校生に配って読ませてもいいんでない？

2023/06/01

[初夏]

読んだ！感想は6巻に

2023/05/12