あの子の子ども(1)

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あの子の子ども(1)

  • 著者名:蒼井まもる【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2021/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065247884

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内容説明

「わたし 妊娠したかもしれない」

女子高生の福(さち)には、幼なじみの恋人・宝がいた。
ある日、体調に異変を感じた福は、妊娠検査薬を購入する。
家から離れた、遠い町のファミレスで検査薬を使用した福の目に飛び込んできたのは、“陽性”を表す2本の線だった――。

「女子高生の妊娠」というテーマを真正面から描く、新たな少女漫画、待望の第1巻発売!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

konoha

38
高校生のリアルな恋愛と妊娠。北国の描写と繊細な絵に惹きつけられた。重いテーマだけど、作品の雰囲気が良いので、続きが読みたくなる。主人公の兄と彼氏の仲良い感じが好き。表紙がとても良い。2021/12/08

たまきら

31
何年か前に話題になっていた漫画をようやく手にしました。「高校生の赤裸々なセックス描写OK」な少女漫画雑誌は増える一方なのに、妊娠した場合のリスクをきちんと書いた作品にはまれにしか出会えません。避妊=コンドーム、でもそれが破れたら?というアクシデントを見ながら、女性主体の避妊が日本は遅れているという事実にゾッとします。二人とも良い子たちなだけに、ツライ…。2023/08/17

ふじ

21
読みたかった少女マンガ。少女マンガらしからぬ、現実的解像度高め。これは高校の保健室にこっそりあっていいマンガ…!昔からの仲良し2人、高校からはすることもしていて、わかる範囲で避妊もしていたけれど…?「やることやったらできるんだよ」「人ごとだから冷静でいられるんだ」「1人で悩ませてごめん」思いがけない妊娠に付随しておきる事柄がリアル。若い子は一読の価値ありと思う。2023/06/25

みやしん

14
高校生カップルが直面する様々な「現実の仕組み」。無知が生む破綻に陥らないよう、重いテーマに真正面から挑む。妊娠までの過程・中絶か出産かの分岐点・そしてこれからの経済面や家族間の意見の食い違い。頭の知識と愛情(口だけだったらなんとでも言える)だけで乗り越えられない障害にどう答えを出すか?救いは彼氏が逃げ出していない事と問題行動の大人が今のところいない事。2022/01/29

山崎にう

9
アプリで読了。ごく普通の高校生カップル、宝(たから)と福(さち)。たがいを大事に思い、将来もずっと共にいると素直に信じあえる、そんなふたり。福は少し前から体調が悪く、生理が来ない。もともと不順気味だけど、そういえばこの前の性交の時、避妊具が破れてしまっていた…。予期せぬ妊娠に直面したひとりの女の子の、繊細な心情を丁寧に描いた漫画。知識があれば、避妊具が破れた時点でモーニングアフターピルを飲んだりできるけど、今の学校の性教育では教えられないのかな。親が教えるか自力で知るしかないのか? それも変な話だよな。 2023/05/16

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