あの子の子ども（２）

著者名：蒼井まもる【著】

講談社（2022/01発売）

• ISBN：9784065264355

内容説明

【無料試し読み閲覧期間2025/1/24～2025/1/30】
宝との約束の前に１人でクリニックを訪れ、
問診票の「中絶希望」欄にチェックを入れた福。

でも、超音波検査で目にしたのは
お腹の中でたしかに息づく、小さな“いのち”の姿で――。

宝との未来は？ 高校は？ 親にはなんて言えばいいの!?
中絶の期限まで残り３週。
福はどんな決断を下すのか――…。

「高校生の妊娠」というテーマを真正面から描く、新たな少女漫画、待望の第２巻発売！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

きょとんとする男子の描写があまりにも幼くてゾッとしました。悪気はもちろんないけれど、彼女を妊娠させてしまうことで子どもが親になるという現実…。兄の怒りも母親たちのリアクションも基本的には正しいのだけれど…。不在の父親たちがこれまた日本らしくてリアル。

2023/08/17

[たーさん💎💎]

今後の2人、周りの大人。どういう決断をするんだろう。

2024/07/17

[初夏]

読んだ！感想は6巻に

2023/05/12

[Decoy]

無知も、葛藤も、困惑も、不安も、混乱も、どれもリアルで、こちらも動悸がしてくる…。相手が賢くて誠実なのは救いだが、この後、家族がどのように絡んでくるのか？

2023/05/31

[かなっち]

重いテーマになかなか手が出なかった第2巻、「高校生の妊娠」を真正面から描いています。女子高生の福ちゃんが、とうとう産婦人科を受診して、妊娠がハッキリしちゃいました。これから起こるであろう試練の数々に、胃がキリキリしそうな心境だったのですが。彼氏の宝君が出来過ぎていたのがリアリティさを欠いて、逆に落ち着いて読むことができました。一方、現実から逃げようとする本人や、中絶一択の母親にはある意味共感できて。…いくら愛し合っていても、10代での妊娠は早過ぎると改めて実感した、苦い気持ちでの読了でした。

2023/12/26