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内容説明
シェークスピアより昔に世阿弥がいた。「わびさび」の走り、世阿弥がいた。庶民の代表者である芸能者が、国を、社会を変える! 世阿弥こと鬼夜叉は、父親・観阿弥の命令でとりあえず舞っている美少年。観阿弥が頭をつとめる人気の一座・観世座に所属しているが、何故舞う必要があるのか常に疑問に思っている。そんななか、ある小屋で、貧弱な体と枯れた声、下手な動きで舞う女を見かけた。いいはずないのに、その姿に鬼夜叉は「よさ」を強く感じた。彼女の死で「舞をすること」の必要性を感じた彼は、自身の「身体」と「舞」を深めていく――。初めての「敗北」を経験した鬼夜叉は、「義満」を「敗北」を使って表現する。物語に触れることを開始した鬼夜叉は、次の舞競べでライバル増次郎と組むことを決めた! また一歩「能」の誕生に近づいていく――。熱き中世ダンスレボリューション!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いてふ
4
増次郎との共演と、帯にある創作の世界in鬼ちゃんが楽しかった!一番笑ったのは行楽にきた3人の年齢ですが。田楽と猿楽の違い、特に田楽が説明されててやっと何となく分かった…かも。今更だぁ。帯の後ろにある出来事は悲しいですが、それを受けて鬼ちゃんの欲しいものが明確に言葉にされたのは良かった…3人並んで稽古してるコマとか悲しいけど。大樹さまの思惑も分かってさぁこれからと思ったけど、鬼ちゃんと話してるあなた最近よく映画館でお名前見かけた人…?あと信者こわい!推しの指を◯◯られるとか地雷です!SPつけて!2022/09/19
毎日が日曜日
3
★★★2022/08/28
いわもと
1
なんてったって2人は12歳と11歳。2人が子どもらしく話したりご飯をガツガツ食べたりケンカしてる姿は微笑ましいなあ。鬼夜叉のほっぺたがかわいくてたまらない。歩み寄ったことでお互いの足りないところを自覚していく2人。「よい」をつくるにはライバルが必要なのだ。こがね、忘れないよ。鬼夜叉も増次郎もこがねのこと忘れるわけない。あの狂信者のおじさんは何者なのだ…そして私が大好きな犬王の本格登場!次巻が最後か〜!読むぞ〜〜!2026/08/09
とんび
0
加え進みながらも削いでいく。連綿と続く芸能の果てに到達するのは自身ではない。 このあたりのテーマが明確になって、非常に気持ち良い。 あと映画『犬王』を見返したくなってきた。2026/09/13




