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内容説明
シェークスピアより昔に世阿弥がいた。「わびさび」の走り、世阿弥がいた。庶民の代表者である芸能者が、国を、社会を変える! 世阿弥こと鬼夜叉は、父親・観阿弥の命令でとりあえず舞っている美少年。観阿弥が頭をつとめる人気の一座・観世座に所属しているが、何故舞う必要があるのか常に疑問に思っている。そんななか、ある小屋で、貧弱な体と枯れた声、下手な動きで舞う女を見かけた。いいはずないのに、その姿に鬼夜叉は「よさ」を強く感じた。彼女の死で「舞をすること」の必要性を感じた彼は、自身の「身体」と「舞」を深めていく――。今巻では、鬼夜叉が初めての「敗北」を経験したのち、そこから何かを学び、また一歩「能」の誕生に近づいていく――。熱き中世ダンスレボリューション!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
舞台芸術への視点、開花。生死、美と老い。移り行くときの中で、踊りに永遠を求めたコレオグラファー。あ~またお能見に行きたいなあ。2023/02/26
てつ
4
田楽と猿楽の融合。出会ってしまった2人の行く先は2023/03/08
角
4
ライバルとの勝負は続く、が展開は意外なほうへ。これは楽しい。2022/05/14
毎日が日曜日
3
⭐️⭐️⭐️2022/04/25
柳井
3
いざ再戦!鬼夜叉くんがぶちかましてくれたので予想外の展開へ。と思ったら今度は彼が危うい感じに…。先が気になりますが、待望のコラボ!コラボって言葉が合ってるのか分からないけど(笑)橋の向こうの人たちがすごく優しく描かれてて良かった…。演目もそれとして興味があるので観るか調べるかしてみたいなと思いました。体を追求するあまり特殊能力に目覚めてる鬼夜叉くんすごかったな…現代人にもほしいやつや…。2022/04/24